【開催見解】第27回後半・第28回前半 園田競馬(3/7~3/9)
先週土曜日に杉浦J宅で開催された第4回ホットケーキ大会。チャンピオンベルトを返上した広瀬Jに代わって王者に輝いたのは中田J。回を重ねる毎に完全に趣旨が変わってしまって皆がすき焼き、鶏刺し、から揚げ等の居酒屋メニューを食べる中、彼だけはホットケーキに没頭、さすがと思わせる食いっぷりで次回、前王者広瀬Jの挑戦を受けることに。まぁそれにしても若いジョッキーたちは元気がいい。私は付いていくのが精一杯だった。しかし、アルコールチャンピオンの座は頂いた。
サテ今週の園田競馬は通常通りの火、水、木曜(7~9日)の3日間開催で期間中のメインは9日に行われるA1級の1230m戦。1年1カ月ぶりにハルイチバンが登場する。脚部不安でまた してもこれだけのブランクが発生してしまったが、乗り込み量は十分。潜在能力だけでクリアなるか。またケンキャクハーバーも12月以来のレース。こちらも一頓挫あったためだが、最終追い切りからはいきなり力は出せそう。まだまだ伸びしろのある4歳、期待しよう。順調に使われている馬の中からはランドクイーン、マルトクスピードを指名。ただ、共に逃げ馬、どう折り合いを付けるのかがポイントに。
8日はA2級の1400m戦がメイン。3週間前の同条件戦もなかなか難解だったが、今回もまたそう。追い込み馬が決まる展開になるのか、はたまたその逆か。前走、内で脚を余したホクセツプリンス、スローペースに泣いたニシノイーグル、好調教クインズハリジャンは差しタイプ。前走スタート躓いた トウケイファルコン、適距離でなくとも3着に粘ったエンジェルミディ、現級にもメドが付いてきたスマイルプロバイドが先行タイプ。
7日はB1級の1230m戦がメイン。前走いい脚で伸びて来たナリタマクリスを中心視するが、1230m戦では崩れないクラウドチェンバーも当然チャンス。前走のメッサーウイングは逃げれるメンバー構成であったにも関わらず中団そのままの4着。やや消化不良のレースだっただけに今度はテンから積極的に動く可能性大。叩き2走目リンガディンドン、距離短縮で蘇生しそうなのがスマイルヴィジット。
(文:競馬キンキ 北防 敦)