【開催見解】第28回後半 園田競馬(3/14~3/16)

  12日、佐賀はがくれ大賞典に遠征したサウスウインドは2着、エーシンクリアーは6着、エーシンザヘッドは10着に終わった。勝ったのは地元のコウザンゴールド、12連勝のあと3着を挟んで現在8連勝中の快進撃だから相当な力の持ち主。近いうちにグレードレースにも出てくるものだろう。グレードレースと言えば14日に高知で行われる黒船賞。ここへ兵庫県からはトウケイタイガー、エルウェーオージャ、ニシノビークイックの3頭が参戦する。注目は何と言ってもタイガー。園田では傑出した能力、全国レベルでどこまで通用するのか。ペースが速くなった方が折り合いは付きやすいのでこれまで以上の引き出す可能性も十分だ。絶好の仕上がりだけにご期待下さい。

 サテ今週の 園田競馬は通常通りの火、水、木曜(14~16日)の3日間開催で期間中のメインは16日に行われるA1級の1400メートル戦。注目は叩き3走目でようやく本来のスピード戻ったエイシンアトロポス、前走A2級ながらも内から渋とく伸びてきたチェリーベアハート、レース巧者サンライズマーチあたり。ただ、メンバーを見渡すとまたしてもアトロポスの楽逃げでペースもスローになりそう。となると馬券的にも同馬中心の狙いに落ち着く。
 15日はA2級の1870メートル戦がメイン。目下5連勝中ミッレミリアはまだ底を見せず、しかもまだまだ伸びしろが見込めるだけにA2級も即通用しそう。逆転候補はブリヤン、前走が適距離とは言えぬ1400メートル戦、しかも背は57キロ、それでいて3着だから改めて状態の良さ、能力の高さを見た 感じがする。ほとんど一騎打ちムードと見るが、一角崩しがあるとすれば降級タガノビリーヴィン、距離延長でエンドオブジアース。
 14日はB1級の1400メートル戦がメイン。中心は目下2連勝中のマルカライン、前走が1着同着だったことで三たびB1級で走れる条件面の有利さも大ききアシストしそう。前走のファンタズミックはスタート直後に挟まれてその後もチグハグな競馬。それでいて2着なら上々、逆転ありとみるならこの馬しか…。クラウンザクラウンは短距離の差し馬、調子の良さは認めるが、1400メートルでどこまで切れるか。前走3角で進路が狭くなったキーコレクションも立ち回りひとつで反撃があっても。

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

競馬キンキロゴ

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞