【岩手】〔重賞〕第40回金杯結果
岩手県競馬新聞連盟杯 第40回金杯 結果
岩手県競馬組合
2歳三冠最終決戦『第40回金杯』はラブバレットが優勝!
「若駒賞」、「南部駒賞」2着の雪辱を果たし、悲願の打倒ライズラインを達成!!
1月5日(日)、水沢1,600mを舞台に、2歳三冠目『第40回金杯』が行われ、ラブバレットがライズラインとのマッチレースを制して快勝。「若駒賞」、「南部駒賞」2着の雪辱を果たし、3つ目の重賞を手にしました。
レースは1番人気ライズラインが「若駒賞」、「南部駒賞」と同様、逃げの手に出て2番手リメンバーキング、3番手外をラブバレットが追走し、4番手内にリュウノハヤテ。前半3ハロン36秒3のハイペースを形成しました。
2コーナーを回ってリメンバーキングの手応えが怪しくなり、早くもライズライン、ラブバレットのマッチレースに。内ライズライン、外ラブバレットが馬体を併せ、後続を離しまた。
直線を向いても2頭は互いに譲りませんでしたが、外ラブバレットがラスト100mで先頭に立ち、ジワジワと突き放して1馬身差で勝利。鞍上の齋藤雄一騎手がガッツポーズでゴールに入りました。
ラブバレットは今年度の2歳新馬戦勝ち馬第1号。その後も連勝を3に伸ばしましたが、芝重賞「若鮎賞」で6着。連勝は途切れたものの、続く「ビギナーズカップ」で初重賞を獲得し、ダート戦は無敗4連勝を飾りました。
しかし、「若駒賞」(一冠目)、「南部駒賞」(二冠目)とライズラインの逃げ切りを許して連敗し、完全に主役の座を奪われていましたが、ライズライン不在の「寒菊賞」を完勝。そして今回、最終決戦『第40回金杯』を迎えました。
これで重賞3勝目を手にしたラブバレットはライズラインとのダート対戦成績を2勝2敗の五分とし、来期に期待をつなげるにも十分。これからの岩手競馬を背負っていくのは間違いありません。
「金杯」史上に残る名勝負となったラブバレット、ライズラインの対決。
来シーズン開幕が非常に楽しみとなりました。
■ 勝利騎手コメント 齋藤 雄一 騎手
「寒菊賞を勝ちましたが、納得のいかない騎乗だったので、そのあと何度もラブバレットのレースリプレイを観ました。若駒賞、南部駒賞とも勝負どころで離されましたが、1馬身圏内なら逆転できると踏んで置いていかれないよう心がけました。2歳ラストのワンチャンスをモノにできてとてもうれしいです。一冬を越してラブバレットがさらに成長してくれることを期待しています。」