【岩手】[重賞]第43回金杯 （Ｍ２）みどころ
平成28年12月31日
岩手県競馬組合
重賞 第43回金杯（Ｍ２）みどころ
～ 平成29年1月2日(振･月) 水沢競馬場 15時15分発走 ～
2歳三冠、最終決戦「第43回金杯」の枠順が確定しました！
北海道2勝の地力で初戦圧勝、寒菊賞2着。初重賞制覇に王手オールザベストは4枠4番
ビギナーズカップ、若駒賞と重賞２勝。主役奪回に燃えるサンエイリシャールは7枠7番
デビュー戦からすべて3着以上。重賞でも勝ち負けを演じるメモリーダンスは2枠2番
今季第一弾の重賞・若鮎賞（芝）を優勝。ダート後も好走を続けるメドゥシアナは6枠6番!!
1月2日（月）、水沢1600mを舞台に行われる明け3歳馬による2歳三冠目「第43回金杯」(M2)の枠順が確定しました。
一冠目・若駒賞はサンエイリシャールが豪快なまくりで優勝。
二冠目・南部駒賞はベンテンコゾウが鮮やかな逃げ切りを決めて圧勝しました。
果たして三冠目の栄光を手にするのはどの馬か。非常に興味深い一戦です。
南部駒賞馬ベンテンコゾウは寒菊賞優勝後、テンコートレセンへ移動。坂路で鍛え直して春に備える予定で金杯はスキップしましたが、ほかの明け3歳一線級がズラリ顔をそろえました。
オールザベストは2歳激戦区・北海道で2勝2着6回。毎回のように勝ち負けを演じてきました。その実績がダテではなかったことを転入初戦の圧勝劇で証明。
続く寒菊賞はベンテンコゾウに4馬身差2着でしたが、3コーナーで馬体を併せて見せ場を十分作りました。寒菊賞2着はこのメンバーで最先着。先行力があるのも小回り水沢では最大の強み。待望の重賞制覇に王手をかけました。
サンエイリシャールはビギナーズカップ、若駒賞と重賞2連勝。前半の2歳戦線をリードしました。以降は南部駒賞5着、寒菊賞3着と足踏み状態ですが、地力の高さは間違いなく最右翼。金杯で巻き返しなるか期待が高まります。
メモリーダンスはデビューからすべて3着以上。重賞でも知床賞2着、南部駒賞3着と抜群の安定感を誇っています。最後の詰めに課題を抱えていますが、寒菊賞を見送って金杯に照準ピタリ。
万全の仕上がりで臨み、初タイトル獲得へ意欲満々です。
メドゥシアナはデビュー2戦目の若鮎賞で見事な追い込みを決めて優勝。ダートに替わっても連続2着。牝馬交流・プリンセスカップでも連対を確保しました。牝馬特有のシャープな切れで上位を狙っています。
スティックセニョルも軽視できない存在です。実戦を使われながら心身ともに逞しく成長。寒菊賞は先行ペースに持ち込まれて4着でしたが、流れ速くなれば一気台頭も十分考えられます。
来シーズンの岩手クラシック戦線を占う意味でも重要な一戦「第43回金杯」の発走は正月2日、15時15分。明日の岩手競馬を背負うホープたちの熱い戦いにご注目下さい。
昨年優勝馬 サンエイホープ号
