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【開催見解】金沢競馬 県営第3回[通算第3回]後半(5/1~3)

2016年4月30日

 2016年度・第3回の金沢競馬は前半週が終了。残すは後半週、5月1日(日)・3日(祝・火)の2日間。

 

 先週26日(火)はA3でナムラダイキチが復帰戦を完勝、そして28日(木)の笠松・オグリキャップ記念をグルームアイランドが優勝。今週はジャングルスマイルが登場予定。6月12日(日)百万石賞に向けて金沢のオープン戦線が活気づいている。これらの激突が今から非常に楽しみ。

 

 5月1日(日)のメイン10Rは「八重桜まつり特別」(A2・1500m)

 1番 ハッピールミエール 畑中信司

 2番 ヒカルカミヒコーキ 藤田弘治

 3番 マリーズミイ 服部大地

 4番 ラストノート 田知弘久

 5番 ベニバナオンリー 堀場裕充

 6番 ショウナンバスター 桑野等

 7番 プラチナタイム 柴田勇真

 8番 ミラクルヒカリ 葛山晃平

 9番 ヒカルデザイアー 吉原寛人

 

 近況からはヒカルデザイアーとラストノートが主力。かつての実績等を加味してもA2では実力上位は間違いなく、両馬とも力を出せる距離、中間の調整ぶりも申し分ない。自在に立ち回れる強味はヒカルデザイアー、末脚の破壊力はラストノートといったところで、甲乙付け難い。

 ただ、ぜひ狙いたいのはヒカルカミヒコーキ。昨季はA1を2勝、他地区を含む重賞でも2着と3着。本来、金沢の1500m以下ではトップ級の快足馬なのだが、前々走は逃げ0勝の馬場とマクられる展開に泣き、前走は競り合っての先行が応えた。一見、今季不振には映るが、状態面以上に馬場や展開に苦しんでいるだけ。前回1700mをパスしたが、しっかり調整されており、単騎逃げ濃厚の組合せ。元々芝向きだけに、金曜までの雨が残って脚抜きのいい馬場も好都合。変わっていい条件が揃っている。

 いずれにせよ上記3頭の首位争いになりそうだ。

 

 5月3日(祝・火)のメイン(11R予定)は「ラ・フォル・ジュルネ金沢特別」(A1・1500m)

 ヤマノミラクル、ジャングルスマイル、オープンベルト(転入)、トウショウプライド、エムティサラ、ナリタシーズン、タツミリュウ、ジャックポット、フランチャイズ、が出走予定(登録のあったグルームアイランドは28日出走で回避、エトワールドロゼも回避予定)。

 スプリングC回避→オグリキャップ記念の予定が選定に漏れて狂ったことで、ここに登場となるジャングルスマイルだが、今季3着→2着はポジションが悪くなっている影響が大。その辺りは年齢的なものかもしれぬが、少なくとも馬体や気力の面に衰えは感じない。平瀬騎手負傷で手替わりとなるリーディング田知騎手も中間の調教に毎日跨っており感触は掴んでの騎乗だろう。少し距離不足は確かでも後退はないはず。

 最大の注目点は転入馬オープンベルトの走り。2~3歳時は各地の重賞で善戦、南関東ではB2勝ち。入厩後、さすがの馬体と動きを見せており、ベストと思える1500mなら勝ち負けを期待していい。

 今季A1を連勝のトウショウプライドも当然有力。スプリングCは回避したものの、特に変調は感じない。今春は馬体重を少し減らしたことで走りも良くなった印象。立ち回りも上手だけに大崩れはないはず。

 タツミリュウも距離と状態面は好転し、実力的に逃げれば一変も驚けぬ。転入後好戦を続けるジャックポットも展開一つ。適距離に戻るフランチャイズも面白い。

 

(文:競馬カナザワ 大井明洋)

 

                           

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