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【開催見解】第8回笠松競馬(8/12・14~16)

2013年8月11日

 第8回笠松競馬は「くろゆり賞(SPⅠ)シリーズ」。8月12、14~16日の4日間開催となっている。シリーズメインは16日に行われる「第42回くろゆり賞(SPⅠ)」だが、まずは順に各日のメインを紹介していきたい。

 初日はB-1組の「ささゆり特別」。「やや夏負けの兆候が見られる」ということで、前走時のゴールドフレンド陣営は慎重な姿勢を崩さなかったが、終わってみればエーシンチェイサーを振り切って快勝。今回も同馬とのマッチレースが見ものだ。あとは3歳馬ハイアンドノーブルにも注目。1400mの方が切れるタイプだけに上記2頭を負かすのは厳しいかもしれないが、勢いに乗ってきたし、連下には欠かせぬか。堅実なエーシンハクレイやベンレイダーも2着争いなら。

 2日目はA-3・B-3組の「第14回ヤクルトカップ」。人気は条件が緩和したフレシータが集めそう。体調面の上積みは少ないが、ここは相手が実に手薄。確かな決め手があるし、当地4勝目の期待は十分だ。これに対抗するのが、発汗の季節を迎えて粘りが増してきたエーシンギムレット、あるいは先行馬が非常に多い顔合わせだけにレリシェスに展開が向く可能性もある。他にはウィングヴェール、エーシンディーバなどだが、展開に注文がつくだけに過度な期待はかけない方がいいかもしれない。

 3日目はC-1組の「アカシア特別」。久々のヤマニンオリアン以外の全馬が前走1着と、勢いのある馬がそろった。その前走の勝ちっぷりが一番良かったのがシャドウフェアリー。時計も優秀だし、もともと潜在能力の高い馬だけに一気の相手強化でも期待は大きい。対するエーデルシュタインも無類のレース巧者。流れひとつで逆転まであるか。他にはプロスペリタ、モズスピードスター、ゼンノティソナなど精鋭ばかりだが、人気の盲点となりそうなのが、前記したヤマニンオリアン。久々の分、不安点はあるが、結構乗り込んできたし、能力的にもあっさり通用する可能性を秘める。

 最終日は夏の恒例レースである「くろゆり賞」。今年は園田から実績馬シャインモーメント、名古屋から連勝と勢いに乗るミヤジチョビ、3歳馬ユーセイクインサーが参戦し、レースを盛り上げてくれそう。笠松勢ではエーシングレーソロが人気を集めそうだが、ドリームカトラスやバンダムミュートス、あるいは本格化ムード漂うタッチデュールも僅差の争い。馬券的にも高配当が出る可能性があるメンバー構成となっているので、是非ともお見逃しなく。

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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