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【開催見解】第5回笠松競馬(6/13・6/15~17)

2016年6月12日

第5回笠松競馬「水無月シリーズ」は6月13日(月)、15日(水)~17日(金)までの4日間開催。順に各日のメインを紹介していきたい。

 

 初日はB-1特別「飛水峡特別」。ここは7頭中5頭が笹野博司厩舎というメンバー構成。中でも注目はレモンティー。3連勝中と勢いがあり、スピードも上位。再度1,400mで戦えるとなれば勝ち負けに持ち込む可能性はかなりだろう。ベジャールコード、イエローブラッドが僅差で続くが、これら笹野勢を一蹴してしまいそうなのがスリーネルソン。再転入後を連勝し、これで名古屋では8戦8勝と負け知らず。これの頭も視野に入れながら馬券を組み立てたいところだ。

 

 2日目はA-3組・中央500万との交流戦「恵那峡特別」。地元勢で中央勢に太刀打ちできそうな馬が見当たらないというのが正直な感想で、今回も中央勢に掲示板を独占されそうな情勢だ。中央馬はそれぞれ目移りするような実績の持ち主。1,400mの小回り適性という点ならペプチドアポロの先行力が生きてきそう。次いで500万条件で連対実績のあるチョウエンペラーとタイガーボス。人気はこれらに劣りそうだが、好馬体を誇るショウナンマラークも長打の魅力を秘めている。

 

 3日目はC-14組の「蘇水峡特別」だが、このメンバーに入るとルミナスギャランの馬体が一歩も二歩も抜けている印象。距離不足の初戦を圧勝し脚があることを証明できたし、上積みを見込めるだけに連勝の期待は大きい。焦点は相手探しとみるが、堅実差しエイシンハルカス、スカイワルツの2頭が有力。基本これらの本命戦の様相だが、穴党にお奨めはソニッククルーザーの3着づけ。スピード的には劣らぬし、1,400mならヒモ争いに加わってもいいだろう。なお当日は今年2回目の新馬戦も行われる予定で、夢ある2歳馬の活躍にも注目していただきたい。

 

 4日目はオープンの「東海クラウン」。人気の中心は前回この条件を圧勝したサルバドールハクイ。軽めの馬場状態だったとはいえ勝ち時計が実に優秀。無理使いのないローテで馬体も活き活きとしており、得意のこの距離なら再度、結果を出してもいいだろう。相手で注目は再転入初戦となるマヤノリュウジン。笠松への挑戦は岐阜金賞以来となるが、その後、中央で6勝の実績。9歳馬とはいえ、当地のレベルならまだまだやれていいはずだ。今のところ出否は未定だが、元気娘タッチデュールをはじめ、奥深さが魅力のキングスクルーザーやヴェリテ、ホッコージョイフルなどの登録もあり、出走すれば馬券圏内の有力な存在になる。叩き2走目で連対したビービーガザリアスだが、距離不足の1,400mだけに評価が分かれるところだろう。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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