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【開催見解】第9回笠松競馬(9/7~16)

2016年9月6日

 第9回笠松競馬は「高原シリーズ」。9月7日(水)~9日(金)、16日(金)の4日間開催で行われる。順に各日のメインを紹介していきたい。

 まず初日はB-1組「根ノ上高原特別」。好調馬が目白押しで実に難解な一戦となったが、実績なら名古屋のキクノセントロが最有力。当地の500万条件の交流戦で連対実績があり、持ち時計も実に優秀。混戦を断ち切るだけの能力はあるはずだ。これを迎え撃つは堅実無比で自在性が魅力のシークレットオースや、前走の勝ちっぷりが見事なペイシャピュア。体調だけならレッドクラリス、ウォーターウェイ、リネンハピネスもハイレベルで、馬券のどこかには押さえておきたいところだ。 

 2日目はA-3組・B-3組「数河高原特別」。惜しくもV発進はならなかったが、転入初戦を好タイムで連対したタイガーボス。叩いての上積みも見込め、早くも勝機到来といったムードだ。逆転候補の筆頭はワイドショー。直前の追い切りの感触もよく、決め手勝負なら互角以上の争いが可能だろう。3番手以下は僅差だが、順調に良化見せるヴァルディヴィア、実績上位のシンビオシス、あるいは歯切れのいい末脚が武器のヤマニンサッチェルやデトロイトクイーンなども流れひとつか。

 3日目はシリーズメインでもある2歳の「秋風ジュニア」。今年で41回目を迎える伝統のレースで、現段階での2歳ナンバーワンが決まる一戦。日々力をつけている2歳馬とあって混戦ムードだが、特別を勝ったレッドレイジングとマルヨアキトがややリード。安定した先行力があり、かつ上がりもしっかりしており、上位に食い込む可能性はかなりだろう。単穴候補は、カサマツブライトとメモリーロイヤル。ともに初距離となった前走は砂を被せての競馬で崩れていなかった。認定の権利を懸けたこのレースへ向けて上々の走りができており、本番での期待が高まる。他では牝馬らしく活発な動きを見せているインディーゴやシグラップサビーネ、乗り込みを強化して臨むサンゴールドスターなどが穴っぽい。

 4日目はA級・B級以上オープンの「東海クラウン」。人気の中心はくろゆり賞で圧倒的な強さを見せたサルバドールハクイ。勝った後も順調そのもので、一線級不在のオープンなら主役の座は譲れない。焦点は相手探しだが、東海クラウンを連勝中のメモリージルバと、6月の東海クラウンではサルバドールハクイを負かしているホッコージョイフルが有力。下鞍ながらそれぞれA-2組を勝ち上がったヴェリテとサンマルバクシンも勢いなら互角以上で、連下には押さえておきたい。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

 

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