【開催見解】第19回笠松競馬(2/6~10)

2017年2月5日

 第19回笠松競馬「如月シリーズ」は2月6日(月)~10日(金)までの5日間開催。順に各日のメインを紹介していきたい。

 

 初日はB-1組「こぶし特別」。A級への登竜門の鞍とあって好メンバーが集結したが、中でも注目はソットヴォーチェ。どこからでも動ける機動力があり、転入後は(7100)と底も見せていない。勝ち残りであり、連勝の期待は十分だ。対するセブンサムライも虎視眈々。こちらも間違いなくA級を目指せる素材で、久々の前走を勝利して勢いに乗ってくる可能性は高い。他では好調さならカンテラガール、久々に勝利を飾ったインパルスガール、底を見せていないクロスアンジュやメイプルレジェンドなど。見応え十分の一戦となりそうだ。

 2日目はC-17組「如月特別」。人気の中心はスピード上位のオロフィナアスール。転入後3戦は逃げて好結果を残してきたが、前走は好位からの競馬で快勝。脚質に幅があるところを見せたし、このメンバーなら連勝の可能性は高い。相手は前走で一気に持ち時計を更新したオカミサンを筆頭に、味な競馬で勝利したプラチナメモリーもきっかけをつかんで虎視眈々。先行しぶといマルヨナオミ、メイショウゴッデスも次位争いなら有力か。

 3日目はA-3組・中央500万条件の交流戦「春寒特別」。新馬戦勝ちがあり、中央500万条件で連対実績があるスマートダイバーが一歩リードしている印象。騎乗を依頼された吉井騎手も気合が入っており、V争い十分だ。逆転候補は笠松(1010)のヴィーヴァテキーラを筆頭に、オーミパドドゥ、スナークスカイ、ヒロノフェローも僅差で続く。地元期待はキングスクルーザー、カラジャスあたりだが、恵まれて3着争いがいっぱいか。

 4日目はC-1組「寒椿特別」。前走勝ち馬がそろってよりどりみどりの一戦だが、中でも注目はカスミポップコーン。この条件を連勝と勢いは最高潮だし、逃げあり差しありの自在脚質も馬券の中心にはうってつけだ。これを僅差で追うのがチュウワメジャー。こちらも目下、3連勝中だし、無理使いされていないローテも買い材料。他では金沢の評判馬ゴールドバリオス、先行してしぶといシンボリダムール、プルミエエトワール、テニアンなど伏兵陣もなかなか多彩だ。

 5日目はオープンの「東海クラウン」。傑出馬不在のメンバー構成だけにきっちり決めたいのがオグリタイム。これまで強い相手に勝ち切れていないが、このメンバーなら力上位。相手なりの甘さに終止符を打ちたいところだ。逆転候補は3走前、このレースを圧勝したヴェリイブライト。ホッコージョイフルも前開催の勝ち馬だが、距離が1ハロン延びる点は割り引き材料か。あとは堅実サンマルバクシン、前開催で穴をあけそうになったタッチデュールも実力馬だけに侮れない。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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