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【開催見解】第8回川崎競馬(9/9~13 重賞:戸塚記念)

2016年9月8日

平成28年度組合営第8回の川崎競馬は9月9・12・13日の3日間開催。(10・11日はホリデー)

 

初日のメインは「太田道灌ゆかりの地・伊勢原・輝け! 伊勢原観光道灌まつり記念」 B1二組B2一組 1600メートル

 

 オーラゼウスは除外明けひと息後の2戦を2、2着。これで通算2着9回と勝ちきれない弱みはあるが、逆に脚質自在で崩れが少ない点は大きな強みだ。ジュリエットレターは前回の川崎開催はパスしてひと息入れたが、月1走のローテーションで痛みも少ないはず。川崎1600メートル〔3212〕の良績。直前の船橋で抽選もれに遭い川崎へ照準を変更したエックスファクターはこのクラスで力上位は明らかで、今回は初コースで初左回りがカギになる。前2戦とも逃げて連対のプロファウンドは格上との混合戦のここがあらためて試金石になりそう。

 

2日目のメインは「JBC川崎開催まであと52日 JBC川崎カウントダウン52 」 A2下 1500メートル

 

 前3戦とも入着とはいえ、昨年重賞で通用した潜在能力の高さからもどかしさもあるインフォーマーだが、今回はいくぶん相手が緩和した感じ。ここは決めたい一戦だ。モフモフも同様に前2戦が案外だが、通算16戦10勝、ロジータ記念でも2着と能力は高い。ヘレニウムはB1格とはいえ今春のしらさぎ賞は牝馬限定の重賞といえ4着と格下感はない。地元開催ではなく川崎遠征を選択したスマートファミリアなど船橋勢にも注意を払いたいところだ。

 

3日目のメインは「第45回戸塚記念」 2100メートル

 

 バルダッサーレが注目の復帰戦だ。移籍2戦目のジャパンダートダービーは結果こそ4着だが、2着のケイティブレイブとは0秒4差。東京ダービーの衝撃の勝ちっぷりに続いて、確かな地力をみせた。ひと息後、斤量と懸念材料はあるにせよ、南関東馬同士のここは落とせない一戦になる。

 この戸塚記念は前6年で牝馬が4勝。今年もメンバーをみれば魅力ある牝馬が多く、なかでも黒潮盃を勝ったミスミランダーは一戦ごとに強さを増している印象。この川崎2100メートルも関東オークス2着があり問題ない。同じく黒潮盃で後方からいい伸び脚をみせて3着と低評価を覆したマテリアメディカ。こちらは距離に少し微妙さも孕むが、川崎コース[4101]と抜群の適性を誇る。逆に距離歓迎はトライアルを勝ってここに臨むドリームパッカードか。決めて秘めるポッドガゼールも侮れない。

 ダービー馬以外の牡馬勢。浦和・小久保厩舎のベルセブブは転入初戦は大敗したが、その後は逃げて2連勝。新星登場の期待感は十分で、ここも前々でさばければ面白い存在になりそうだ。春の実績組ではダービー2着のプレイザゲーム、クラウンカップ勝ち馬ガーニーフラップ、地元川崎所属で羽田盃3着のジャーニーマンなどが重賞勝ちを狙う。

 

文 日刊競馬 鎌田智也

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