【川崎】競馬専門紙記者の重賞予想(2/1 川崎記念)
『堂々主役!サウンドトゥルー』
東京大賞典とフェブラリーSの狭間に置かれた川崎記念だが、真冬のダート重賞らしい、実力馬の激突が毎年繰り広げられている。
今年は新興勢力の存在が目立ち、例年とは趣きが違うが、今年のダート中長距離路線を占う上でも重要な一戦には違いない。
サウンドトゥルーは昨年の川崎記念2着馬。前走の東京大賞典は、道中スローペースで究極の瞬発力勝負になったのが痛く連覇こそならなかったが、諸々不利の3着に悲観なし。ホッコータルマエ、コパノリッキーと大激戦を演じてきた実績は断然上位、パワー勝負なら負けられない一戦となる。
ケイティブレイブはこれまで重賞3勝、2着3回。古馬との対戦になった夏以降の成長は目覚しく、条件を問わずスピード勝負に持ち込むクレバーさは他馬にないアドバンテージ。前走の名古屋グランプリは2周目の3コーナーで気を抜いた分の敗戦で力負けではなく、正攻法の競馬でJpn I 制覇にまったなし。
バスタータイプは前走が休み明けでスタート不利。これまで着外なし、重賞経験ではマーチS2着のみと見劣るが、明け5歳で今後の活躍が楽しみな逸材。ここで好勝負なら今年の展望が開ける。
オールブラッシュは準オープン卒業から一気に条件が上がったが、潜在能力の高さではヒケを取らない。南関東勢では正月の報知ACを勝ったケイアイレオーネが一番手。ハッピースプリントも復活の可能性は秘めている。
◎ サウンドトゥルー
○ ケイティブレイブ
▲ バスタータイプ
△ オールブラッシュ
△ ケイアイレオーネ
△ ハッピースプリント
(ケイシュウNEWS 八重樫英貴)