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【開催見解】第18回高知競馬(2/28・3/1~15)

2016年2月27日

 高知競馬は第18回開催がスタートする。今開催は28日〔日〕、3月1日〔火〕、6日〔日〕、13日〔日〕、15日〔火〕の5日間開催。15日〔火〕にはいよいよ第18回黒船賞が行なわれる。高知県知事賞、福永洋一記念なども開催が近づくとドキドキするが、やはり黒船賞は別格。地元高知勢に淡い期待を抱きながら、今年も本番を待ちたいと思う。

 

 地元出走馬を決定する選考競走はすでに終了。大高坂賞を勝ったサクラシャイニー、黒潮スプリンターズカップを勝ったスクワドロン、だるま夕日賞を勝ったメイショウツチヤマが名乗りをあげている。

 サクラシャイニーは昨年に引き続き、大高坂賞から直行のローテーション。レース後の回復が早くないタイプなのは知られていることであり、今年も約二ヶ月間、時間をかけて仕上げられることになる。昨年は抜群のスタートから敢然と先行策。そのスピードを全国にアピールできたが、逆に好位で折り合っていれば結果はどうだったか、という思いも残った。遠征馬のレベルも気になるところだが、今年はどのような競馬を見せてくれるだろうか。

 スクワドロンは黒潮スプリンターズカップで重賞初勝利。大外枠からガッチリと好位をキープし、力強く抜け出してマウンテンダイヤ、エプソムアーロンを封じている。しかし次走、思わぬアクシデントが!レース前にゲートを飛び出してしまい、スタートでも大出遅れ。2着は死守したが、ゲート再審査の憂き目に遭ってしまった。28日の審査にもし不合格となれば…。是非ともクリアして本番に挑んで欲しい。

 メイショウツチヤマはさすがの強さで出走権をゲット。高知県知事賞では着外に沈み、その後のA2組での物足りない勝ちっぷりから不安が残ったが、軌道修正を印象づける磐石の取り口。やはりメイショウツチヤマは強い!しかし、本番は果たして誰が騎乗するのだろう。赤岡騎手は体がふたつ欲しいところかもしれない。元々、JRA時代にはサクラシャイニーと勝ったり負けたりの経験のある馬。本番でも健闘して欲しい。

 

 それにしても、JRA勢はどのような布陣になるのか。正直、昨年は相当なレベルの馬たちが遠征し、嬉しいような哀しいような、複雑な気持ちになったもの。発表を待ちたいと思う。

 

 さて、今回のレース展望は2月28日のメイン第11レース「アクアマリン特別」〔サラ系A1-1選抜 1400メートル〕。正直、馬券的な妙味は薄いが、楽しみな対戦が実現している。

 

 エプソムアーロン…今年で12歳を迎え、さすがのアーロンも衰えが見せる。重賞戦線では勝てないレースが続いてしまっている。しかし、それでも毎回、善戦するのはさすがの一語。一時代を築いた馬の意地をビシビシと感じる。今回の組み合わせなら何とかならないか。

 

 ニシノファイター…転入初戦の前走を貫禄勝ち。スクワドロンにアクシデントがあったのは確かだが、それでも勝ちっぷりはさすがだった。実績、知名度は全国区級の馬。エプソムアーロンを敗って、再びスターダムを駆け上がるのか。マッチレースになりそうな様相である。

 

 

 

 

中島競馬号

 

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