【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第12回高知競馬(12/10~25 重賞:金の鞍賞)

2016年12月9日

高知競馬は第12回開催がスタートする。今開催は10日(土)、11日(日)、18日(日)、20 (火)、21日(水)、25日(日)の6日間開催。25日(日)には第38回金の鞍賞が行われる。高知競馬の2歳王者を決定する一戦。来年の3歳戦線を占う意味でも見逃せない。

 

現在の2歳戦はフリビオン、バーントシェンナ、ソラネの3頭が中心的な存在。先日、行われた第1回黒潮ジュニアチャンピオンシップの上位3頭だ。スタートでの致命的なロスを挽回して勝利したフリビオンが一歩、抜け出した印象が強いが、バーントシェンナ、ソラネもまだまだ争覇圏内と言える。この3頭が揃って出走する11日の第3レースには注目が必要だろう。一方、黒潮ジュニアチャンピオンシップは生え抜き馬限定戦だが、金の鞍賞は県外からの移籍組も出走が可能。その点では同じレースに出走するパッパカ、タッチスプリントの走りっぷりも見逃せない。共に北海道デビューで2勝した素質馬。パッパカはフリビオンと同じ厩舎、同じ馬主さんだが、「フリビオンより上かも…」という声も聞こえる。このレースの結果次第では、2歳世代の勢力図が大きく変わる可能性もあるだろう。

 

少し先だが、大晦日の高知県知事賞も楽しみ。早くから出走の意向を示していたイッツガナハプンは先週、C1クラスとはいえ圧倒的な内容で勝利し、転入後の連勝を7に伸ばした。中団待機から楽々と抜けだし、直線は馬なり。1400mを1分29秒1でまとめている。本番でも人気を集めるだろう。高知競馬が誇る長距離砲、リワードレブロンは15日、名古屋グランプリから知事賞に向かうプラン。交流重賞では厳しいが、久々に適距離を走ることで、本来のリズムを取り戻してくるのではないか。最近は高配当決着が目立っている高知県知事賞。出走予定馬の登録はしばらく先だが、各馬の動向を見守りたいと思う。

 

それでは今回のレース展望に移りたい。今回は10日(土)のメイン第11レース、「高知県山茶花特別」(サラ系B1-1選抜 1600メートル)。日曜のメインはサクラシャイニーで堅そうなだけに、配当妙味を加味してこのレースを展望してみようと思う。

 

・セイマイスター…前開催の2着馬。勝ち馬が序盤からグッとペースを落としたため、折り合いがスムーズではなかったが、際どい勝負には持ち込んだ。今回はもう少しペースは流れるはず。スッキリ勝ってもいいところだろう。

・ココイチバン…高知転入後は崩れ知らず。少し差はあったが、前走はセイマイスターに続く3着と頑張っている。今回はリーディングジョッキーの騎乗。一歩前進の期待も。

・その他ではサルバドールガロ、ヴィクトリーノヴァの田中守厩舎勢や、3歳トップレベルの一頭であるハルノフェスタ、長くいい脚を使うウインアヴァンティなどなど。毎回、このクラスの選抜戦はレベルの高いレースが展開されるだけに、今回もいいレースを期待したいところである。

 

 

 

中島競馬号

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞