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【開催見解】第13回高知競馬(2016/12/30~2016/1/9 重賞:高知県知事賞)

2016年12月29日

 高知競馬は第13回開催がスタートする。今開催は30日(金)、31日(土)、1月1日(日)、7 (土)、8日(日)、9日(月)の6日間開催。31日(金)には大晦日の大一番、第47回高知県知事賞(サラ系3歳以上 2400m)が行われる。高知競馬で最も長い距離で行われる伝統の一戦。今年は予想以上の豪華メンバーとなった。

 

 出走予定馬はフルゲート12頭立て。重賞勝ち馬は、3歳重賞も含めると6頭もいる。昨年は外差しがバンバン決まる特殊な馬場状態のもとで行われ、上位人気馬が枕を並べて撃沈。今年も出走するが、西森騎手騎乗のブランクヴァースが大駆けを決めて見せた。弟子の快挙に、師匠である別府真司調教師が表彰式の壇上で男泣き。西森騎手の目にも光るものがあった。あれから一年。時が過ぎるのは本当に早い。

 

 それでは有力視されそうな馬たちを簡単にご紹介。

 

まずはやはりイッツガナハプンだ。高知転入後は7戦7勝。全て格下の条件でのものだが、まさにモノが違うといった印象のレースで連勝を続けている。胴長の体型、追われてどこまでも伸びて行きそうな走りで、長距離タイプなのは間違いないところ。主戦の赤岡騎手が大井遠征で不在なのは残念だが、ベテラン西川騎手なら心配はないだろう。

 リワードレブロンは高知競馬が誇る長距離砲。高知県知事賞も、当然のように得意にしている。前走は名古屋グランプリに遠征。結果は悪かったが、久々に味わう長距離戦で、今年もキッチリ照準を合わせてきた印象がある。鞍上は永森騎手。2年連続の高知リーディング、そして今年はJRAでも勝ち星を挙げたトップジョッキーだ。

 ニシノファイターは今春の福永洋一記念を勝ったスピードタイプ。脆さもあるが、4角まで先頭ならとにかく粘り強い。距離は歓迎ではなかろうが、北海道時代には2600m戦で勝ち星があり、スタミナ面の不安はない。鞍上はイケメン中西騎手。

 松木厩舎からはサトノキングリー、マンオブグァテマラが出走。前者はハーツクライの弟という良血馬で、高知転入後はダート適性の高さを見せ活躍中だ。ダイワメジャーの産駒で2400mのイメージは沸かないが、高知の馬場なら考えすぎに終わることも多い。鞍上は三村騎手。一方のマンオブグァテマラは折り合いに不安がなく、陣営も距離に魅力を感じて挑戦してきたのは間違いない。倉兼騎手が鞍上でもあり、何ともブキミ。

 打越勇児厩舎からはメイショウパーシー、クレスタランが出走。メイショウパーシーは重賞ホースだが、距離を考えるとクレスタランに魅力を感じる。ジワジワとエンジンが掛かるタイプであり、知事賞の舞台はピッタリな気がする。

 その他では、昨年の3着馬であり紅一点のペイシャクィーン、もちろん前述のブランクヴァースもいる。今年、壇上に立つのはどの陣営か。ここ数日、寒さが厳しくなった高知県だが、是非、熱いレースを見せて欲しいと思う。

 それではまた来年!みなさま、良いお年を!

 

 

中島競馬号

 

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