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【開催見解】第15回高知競馬(1/29~2/8 重賞:黒潮スプリンターズカップ)

2017年1月28日

高知競馬は第15回開催がスタートする。今開催は29日(日)、31日(火)、2月1日(水)、5日 (日)、7日(火)、8日(水)の6日間開催。5日には黒船賞選考競走第2弾、第14回黒潮スプリンターズカップが行われる。昨年の勝ち馬スクワドロンは、本番でも5着に食い込む健闘を見せているだけに、重要な一戦と言えるだろう。

 

その一歩前に行われた、22日の黒船賞選考競走第1弾、第6回大高坂賞はサクラシャイニーが3連覇を達成。一時期、さすがに衰えてきたか?と思わせたが、今年も力の違いを見せつけた。明けて11歳だが、間隔を開けながらの出走であり、年齢を感じさせない。田中守厩舎のスタッフ、赤岡騎手の手腕には脱帽するばかりだ。この2年はこのレースから黒船賞へ直行しているが、今年はどういうローテーションになるのか。参戦するのかどうかも含めて、動向に注目したい。2着となったボスキャラは重賞初挑戦であり、高く評価できるもの。まだ完成途上だろうが、血統や馬体からも大物感がある馬だけに、どこかで大仕事を成し遂げそうな予感がある。

 

二日後の24日には、第31回全日本新人王争覇戦競争が行われた。今年も計2戦によるポイント制だが、見事、新人王に輝いたのは大井所属の藤本騎手。2戦共に2着での戴冠であり、表彰式では悔しそうな表情も浮かべていたが、手綱さばきはひと際、光っていた。発するコメントも、実にすがすがしいもの。意外にも大井所属のジョッキーでは初の新人王らしいが、素直に祝福できる騎乗だったように思う。2位に輝いたのが、船橋の林騎手。高知競馬で期間限定騎乗の経験がある、馴染みの深いジョッキーだ。2戦目で崩れてしまったが、第1戦でインをさばいて勝ったレースは見事だった。高知競馬の関係者も嬉しかったのではないか。第2戦を勝利し、総合3位となったJRAの加藤騎手も見事。今後の活躍がさらに楽しみになった印象である。それにしても、昨今の新人騎手は皆、腕がたつ。馬券は外したが、見応えのある、素晴らしい新人王争覇戦だった。

 

それでは注目のレースを紹介していこうと思う。今回の注目レースは29日のメイン「睦月特別」(サラ系A-1選抜 1600メートル)。先ほど名前をあげたアノ馬が出走する。

 

・ボスキャラ…今回は堂々の一番人気になるのか。とにかく、今が充実期の印象。高い素質に精神面が伴ってきたのだろう。今回はマイル戦の最内枠。スター次第では思い切って先行策を敢行する可能性も。アッサリ勝つなら、ますます前途洋々といえる。

・サクセスコード…冬場に入り絶好調。前走は2組とはいえ、強さだけが光った。ボスキャラとは同厩舎だけに兼ね合いがカギになるが、うまくいけばワンツーも。

・打越勇厩舎はグレイスフルデイズ、セイマイスター、クレスラタンの3頭出し。特にセイマイスターは前走、初のオープン勝ちを飾っている。休み明けでも地力確かなブラックバカラや、ニシノオウガイ、ヴィクトリーケルブの田中守厩舎勢も見逃せまい。

 

 

中島競馬号

 

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