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【開催見解】第6回名古屋競馬(6/7~10 重賞:東海ダービー)

2016年6月6日

第6回名古屋競馬は6月7~10日の4日間「東海ダービーシリーズ」が行われる。

 6月7日(火)1日目のメインは、3歳重賞「東海ダービー」
東海地区3歳最強馬を決するレースだが、中心は前哨戦の駿蹄賞を圧勝したカツゲキキトキトをおいて他にない。前走後はここ一本で調整され、状態面も文句なし。ほぼ負けることはないとみているが、ちょっと怖いのは金沢勢。特に金沢移籍後3戦3勝のバーバリライオンはその全てが完勝。まだ底を見せていない点を踏まえると、ひょっとしたら逆転まであるかも。以下で馬券になりそうなのは堅実キタノアドラーブル、上がり馬キタノシャーロット、絶好調チェンジイットあたりで大きな波乱はなさそうな雰囲気だ。

 8日(水)2日目のメインは、A-3a組と中央500万条件の交流戦「名古屋CCネプチューン賞」
交流戦の流れならラヴァリーオステルという地元馬の狙いも可能だが、あくまで馬券の中心は中央勢。中でも注目はランディングバース。中央場所でハナを切るスピードは脅威で、ひと息後でも乗り込み十分。小回りコースなら存分に力を発揮してくれそうだ。続くのがビットアリエス。こちらもいかにも地方馬場が向きそうな脚質だし、何より順調な過程には好感が持てる。ピンクプリンセスも笠松交流3着なら間に合っていい戦績。残る中央勢のデピュートアゲン、ブレーヴブラッドは地方在籍時に下級条件で手こずっていた。ここでは恵まれないと厳しいかも。

 9日(木)3日目のメインは、A-1組の「パールオープン」
注目はイワクラギンガ。7歳牝馬と侮るなかれ。ここに来ての充実ぶりには目を見張るものがある。前走内容はもちろんのこと、3走前には重賞ウイナーに影を踏ませなかった。ひと息後でもしっかり乗ってきたし、相手関係もそう強化されたわけではない。連勝に期待してもいいだろう。相手は久々に勝利を挙げたベルラインか。正直、状態面の上積みはないだろうが、地力は確かな馬。すんなりなら大崩れはないか。以下のアイファーソング、ヴェリテ、ピースフルリバティは実力は認めるも体調に若干の不安を残すし、展開の融通が利かない。ある程度、恵まれることが条件になりそうだ。

 10日(金)4日目のメインは、A-2組の「しゃくなげ特別」
トントン拍子に出世してきたニホンピロマイティ。2組まで上がると優位感こそないが、中央で1勝している馬だけに、見劣りはしないはず。これに対抗するのはこの条件の常連ゴールドピューマか。暑くなっていい馬ではないが、状態面に陰りはない。この相手関係なら押し切れても。続くのは追い込み型リアライズキング、アルファメールとみているが、注意したいのは笠松クワイアーソウル。1600mは距離不足に感じるが、実力的にはオープン級。仕上げ次第で2組の相手関係なら一蹴してもおかしくない。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

                              競馬東海

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