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【開催見解】第7回名古屋競馬(6/21~24 重賞:名古屋でら馬スプリント)

2016年6月20日

第7回名古屋競馬は6月21日(火)~24日(金)の4日間。では、各日のメイン競走を紹介していきましょう。

 

 初日は今開催のシリーズメインでもある「第6回名古屋でら馬スプリント」。

スーパースプリントシリーズ(SSS)2016の北陸・東海ブロック代表馬決定戦ですが、今年は金沢からの参戦はなく、名古屋6頭、笠松4頭の戦いに。3連覇したラブミーチャンや2連覇したワールドエンドのようなスペシャリストが今年は不在。そのためレベルは?ですが、ボーダーが下がることで下級条件馬にもチャンスが出てきて、馬券的には面白くなりそうです。一応、格で言えばオープン2勝、過去の同競走で5、3着になっているイワクラギンガですが、調子そのものはいいとしても最近は出脚が鈍った印象で絶対視はできません。そこで2走前に1年ぶりの勝利を挙げたハナノパレード。そして今回が中央からの移籍初戦で名古屋にやってきた(以前は笠松に在籍)ゴールドブラザーに注目。この2頭に共通するのは前者が昨年、後者が一昨年の駿蹄賞馬ということ。直前の雰囲気もなかなかで、実力と出来の良さがうまく噛み合っている2頭なのではないでしょうか。テンの速さでは上記馬にヒケを取らないのが竹下直厩舎の2頭、トゥルーカラーズとニロティカス。また、笠松組はいずれも普段はB、C級を走っている馬たちですが、サンジョはテンの速さも並以上ですし、カミノアシは800mは3戦3勝で斤量も52キロとひょっとしたらがあるかもしれません。いかに実力があっても、発馬で後手を踏んでしまえば致命傷となりかねないのがこの距離。逆に格下でも距離適性で…という下克上も十分ありそうです。

 

 2日目は中央未勝利との交流戦「名古屋CCピーチ賞」が組まれています。

今回もJRA勢は5頭。6月末ということもあり、馬自身、というか関係者のほうにはそろそろ焦りが? 夏のローカル開催で未勝利脱出を期するか、それとも、より層の薄い地方交流で1勝をと目の色を変えだすのがこの時季です。戦績的には(0218)と2着が2回あるノアビジンが有力で、小回り向きの先行力も魅力。3月以来となりますが、新馬戦で1桁着順のアプローズラウドも仕上がり次第では。他にサンオーロラ、レイブラッド、ロイヤルネイビーが参戦予定。迎え撃つ地元は5月に3着で穴をあけたゴールドパークあたりが筆頭になるのでしょうか。やや手薄な印象もありますが、最近は食い込みも目立ってきているだけに注意は必要です。

 

 3日目はA-3組の「アベリア特別」です。

1番人気に推されそうなのは前走で同条件を勝っているヴェリテ。1400m戦を嫌って、ここまでじっくり待機してきました。まだ馬体に良化の余地を残している中での走りだけに、今後はオープンでもと期待できる逸材です。同じ中央1勝馬のダイコウキも距離不足と思われた1400m戦で差し切ったのが自信になるはず。マイル戦なら追走も楽になるぶん、逆転まで。前走は相手強化で度外視できるニホンピロマイティ、意外性のアナザーデイも圏内必至でしょう。

 

 4日目はA-2組の「磯ノ木特別」が行われます。ここは実力拮抗で難解な一戦。移籍後をひと叩きしたアロマベール。重賞勝ちのあるケントリュウコウ、ゴールドピューマの2頭は暑さが苦手で当日の気配に注目。また、リズムを取り戻した感のあるティアモブリーオ、展開がハマればアルファメールやリアライズキングも台頭しそうで、登録馬すべて馬券圏内の可能性あり!? 開催最終日の最終レースが一番難しいレースかもしれませんね。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

                              競馬東海

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