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【開催見解】第13回名古屋競馬(9/19~23 重賞:秋の鞍)

2016年9月18日

 第13回名古屋競馬は9月19日(月・祝)、21日(水)、22日(木・祝)、23日(金)の4日間開催で行われます。では、初日からメイン競走を中心に見どころを紹介していきましょう。

 

 初日のメインは全国交流重賞・『第27回秋の鞍』です。昨年から復活した3歳馬の重賞で、距離は1600mで行われます。ちなみに今年から水沢・ダービーグランプリの指定競走となっています。注目は何と言っても我らがダービー馬・カツゲキキトキトの出走でしょう。前走・大井の黒潮盃では2着でしたが、あらためて地方屈指の3歳馬であることを証明できました。地元での一戦となれば負けられないところでしょう。近々は発馬も安定しており、マイルに距離が短縮しても問題なさそうです。この後は再び全国区に打って出る予定とかで、貫禄の違いを見せておきたいところ。ちなみに鞍上は木之前葵。自身の重賞3勝目も懸かっています。焦点は相手探し。となると、兵庫から遠征の2頭でしょう。エイシンニシパは兵庫ダービー2着、そして2走前には金沢で行われたMRO金賞を勝っています。脚質に幅もあり、アウェーでの戦いも気にしないのは強みでは。もう一頭は兵庫ダービーで1番人気に推されたマイタイザン。その兵庫ダービーでは先手を取るまでの無理と後続の執拗な追撃により失速してしまいましたが、実力はエイシンとほぼ互角でしょうか。他の地元勢はキトキトおよび兵庫勢とは実力差がありそうで、本命サイドの様相。ただ、もし前がやり合って漁夫の利を得るとすればキミノマリア、また補欠から繰り上がったエメラルドクイーンといった差し馬たち。3着ぐらいなら狙えるかもしれません。彼らを絡めて穴狙いという手もありそうです。

 

 2日目のメインは中央500万条件とA-3組の交流『名古屋CCヴェスタ賞』が1400mで行われます。中央馬中心の見立てはいつもどおりで、まだキャリア2戦でもデビュー勝ちをしているナムラボルト、G3フラワーカップにも出走経験があるカジノクイーンの両3歳馬が主役になりそう。テンに行ける脚質からもコース適性も見込めそうです。ちなみにカジノクイーンの鞍上には藤田菜七子騎手。初来名にもご注目! 他にはモントルルシュマン、エアシーランなど。地元ではトゥルーカラーズが筆頭か。短距離志向の強い先行馬なので距離は魅力です。今回が転厩初戦となるタケルオウジは3歳時には南関東の3歳重賞で活躍した実績馬。ただ、近走があまりにも負けすぎなので…。狙いとしては次走以降?

 

 3日目は好レースが目白押し。8Rには今年の認定競走第1弾・セレクトゴールド(1400m)が。2戦2勝のミスオリオン、同じく2勝のハーバーフライトや素質馬と評判が高いメモリーミラクルが出走します。また、道営から転厩2走目となるカワナも有力か。セカンドビジョンは中間に体調を崩しており、今回は割り引きかもしれません。10Rには『金シャチJKオールスターズ』(B級・1400m)。こちらはファン投票で選ばれたジョッキー5人と成績上位者7人による腕比べ。出走馬の力関係は拮抗しており、激しいバトルが繰り広げられそうです。思わぬ伏兵(人ですが…)もアリ? 11RのA-2組『けやき特別』(1400m)は、2走前に牝馬オープンを勝ったエアマデレーン、3年前の駿蹄賞馬ゴールドブラザー、快速ハナノパレードが有力。また、一気の相手強化でも元々素質は高く評価されていたマイテイディーバも得意の距離で楽しめそう。他にオープン実績のあるゴールドピューマなども出走します。

 

 4日目はA-1組の『サファイアオープン』(1800m)が組まれています。登録のあった中からメモリージルバ、ヴェリテは先日の笠松戦を使ったため回避しましたが、重賞の上位勢力になったヴェリイブライト、実績馬のアップアンカーが出走。また、名古屋記念馬のドナルトソンも登録があり、こちらは蹄の状態次第というところでしょうか。他にはイワクラギンガ。抜けた馬はおらず、人気は分散しそうで本命党も穴党も楽しめる一戦となるでしょう。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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