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【開催見解】第16回名古屋競馬(10/31~11/4)

2016年10月30日

 第16回名古屋競馬は10月31日(月)・11月1日(火)・2日(水)、4日(金)の4日間開催で行われます。なお、3日(祝・木)は川崎競馬場で行われる地方競馬の祭典「JBC」川崎の場外発売のために1日休みとなっています。では初日からメイン競走、注目レースを紹介していきましょう。

 

 初日はB-1組の『うさぎ座特別』(1600m)がメイン。好調・川西毅厩舎が3頭出しで臨みます。中でも期待は3歳馬ラブミーリバティー。ハナを切ったときは(4200)とポテンシャルを存分に発揮できるタイプ。こちらも有力ですが僚馬キクノセントロと喧嘩はありえないし、インシグニスブルーはテンのダッシュ力はそれほどでもないだけに、ここでもマイペースに持ち込むことが可能では!? モズドゥーチェは夏休み明け4走目。徐々に硬さも抜けてきてますし、夏前の勢いを取り戻しつつあります。他では相手なりに駆けてくるアスリートラヴあたりでしょうか。

 

 2日目はA-3組の『パンジー特別』(1600m)が組まれています。前走は持ち味が発揮できなかったニホンピロマイティですが、下級条件時とは違い、今ならマイル戦のほうが競馬しやすいかも。ヒザの状態も安定しているマルカシグナスはあとひと絞りあれば。相手なりに走れるキービスケット、追い切りの感触が徐々に良くなっているアナザーデイも圏内でしょう。

 

 3日目はA-2組の『アカシア特別』(1400m)です。気温の低下とともに調子を上げてきたゴールドピューマと、オープンで2着と好走したアカデミックドレス、夏場の勢いを持続しているサマーサラファンの田中敏勢が有力でしょうか。ただ、近走不満もオープン勝ちのあるドニゼッティ、ピースフルリバティも2組なら変わり身があってもいいのでは? 

 もうひとつ注目は10Rに組まれている『JRA認定競走 セレクトゴールド第3戦』(1400m)。前開催の重賞『ゴールドウィング賞』を制したミトノリバーの出走に俄然注目が集まりますが、今回の主役は前開催を見送ってここに備えたミスオリオンのほうでしょう。ソエもほぼ完治し、乗り込みに不足はありません。9月22日の対戦(ミスオリオンが1着)では2頭の差は1馬身でしたが、内容的には4、5馬身の実力差を感じました。東海公営No1の座は譲れないところです。

 

 1日あいて最終4日目はA-1組の『トパーズオープン』(1800m)。登録馬の中からメモリージルバは笠松戦、コスモナーダムは東海菊花賞(11月17日)へ直行ということで回避しましたが、JBCレディスクラシックを見送って地元に矛先を向けてきたベルライン、兵庫遠征で5着と健闘したヴェリイブライトが出走します。他に重賞ウイナーであるアップアンカー、ドナルトソンも。また、初オープンを制したヴェリテ、復活した駿蹄賞馬ゴールドブラザーも真価を問う一戦になりそうです。いずれが勝つにしろ、東海菊花賞で遠征馬を迎え撃つためにも、レベルの高い戦いを見せてくれることを期待しましょう。


(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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