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【開催見解】第18回名古屋競馬(11/28~12/2)

2016年11月27日

第18回名古屋競馬は11月28、30日、12月1、2日の4日間、「ターコイズシリーズ」が行われる。

初日・11月28日(月)のメインはB-1組「オリオン座特別」。勝ち残りとなるキクノサージ。斤量は1キロ増えるが、前走以上の相手は見当たらないし、今回もすんなり先行できそうな顔ぶれとなった。状態面に不安もなく、中心視は妥当なところ。相手はグングン調子を上げてきたジョウノボルト、決め手があるブランニューが有力。組み合わせアップでも相手なりに走れそうなメイショウコルシカ、モアザンワーズを押さえに用意しておきたい。

2日目・11月30日(水)は今年から名称新たにシリーズ化されたレディスヴィクトリーラウンド(LVR)。宮下瞳、木之前葵、別府真衣、下村瑠衣、鈴木麻優騎手によって争われ、盛岡、名古屋、佐賀、高知競馬場の各ラウンドでそれぞれ2競走を実施。各ラウンドのポイントで総合優勝を決める。今回は7日・盛岡に続く第2ラウンド。第1戦・10Rの注目馬はキクノマリア。ここ数戦、なかなか結果が出ないが、決して調子は悪くない。展開不問の自在脚が魅力で、騎手競走でも十分に力を発揮してくれそうだ。第2戦・12Rの注目馬はスリーネルソン。久々のレースで多少心配な面は残すが、夏前には4連勝して重賞へ挑戦した川西厩舎の期待馬。仕上げ途上の印象でも、この厩舎が使ってくるからには目が離せない。

3日目・12月1日(木)のメインはA-2組「ひいらぎ特別」。距離が1800mになったことで注目したいのはピースフルリバティ。得意の季節になっても成績は上がらないが、攻め馬の動きが徐々によくなってきたし、新たなパートナーとなった木之前騎手とはコンビ2走目で上積みが期待できる。近走の成績なら馬券的な妙味がありそうだ。対して距離がネックとなりそうなのはトップフライアーとゴールドピューマ。ただ、これらは地力上位の存在であり、自身の形に持ち込めさえすれば辛抱してしまうかも。穴は前走できっかけをつかんだモズノハナミチ、ティアモブリーオ。

4日目・12月2日(金)のメインはA-1組「ターコイズオープン」。先週、東海菊花賞を制したカツゲキキトキトが登場するようだ。前走のダメージはなく順調そのもの。元気にトレセンの馬場を周回している。1400mへの距離短縮も相手関係を考えれば全く問題ないはず。よって馬券は2、3着当てになりそうだ。候補は距離の相性が抜群のワールドエンド、前走でオープンへのメドが立ったゴールドブラザーとオンワードハドソン、ひと息入れて立て直されたハナノパレードあたりか。以下で通用しそうな馬は見当たらず、堅く収まりそうな雰囲気。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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