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【開催見解】第21回名古屋競馬(1/1~1/3・1/6 重賞:尾張名古屋杯、新春盃、名古屋記念)

2016年12月31日

 第21回名古屋競馬は1月1・2・3、6日の4日間、「新春シリーズ」が行われる。

 

 1月1日のメインは、クラス混合のSP2「尾張名古屋杯」。賞金最上位はエーシンフルハウス。夏馬とあって絶好調とはいかないが、久々に時計になる調整がこなせたし、この馬らしい先行力も戻ってきた。すんなりさえ叶えば勝利に手が届いていいだろう。次位はここに照準を合わせてきたキクノセントロ。直前の動きは絶好で調子の良さをアピール。前走で展開に融通が利くことも確認できたし、時計勝負にも対応できそうで逆転もありそうだ。以下では転入初戦でもスピード上位のカツゲキライデン、格下でも底を見せないアンバーナイト、サンライズフレンチ、サンデンバロンなど伏兵陣も多士済済。いい競馬になりそうだ。

 

 1月2日のメインは、3歳以上オープンのSP2「新春盃」。注目はニホンピロマイティ。勝ち切れない競馬は続くが、気温低下とともに体調を上げており、レース内容が安定。距離も相対的に有利に作用しそうで先行押し切りを期待。これに待ったをかけるなら、同様に寒くなって調子を上げたケントリュウコウとラヴァリーオステル。ともに地力の面でも問題なく、流れ次第で勝機があってもいい。穴は逃げイチの展開が望めるワンダフルタイム、距離の適性があるピースフルリバティだが、これらは自身の型に持ち込めないと好走があ望めないタイプ。大きく恵まれたい。

 

 1月3日のメインは、3歳以上オープンのSP1「名古屋記念」。中央の猛者が集まった名古屋グランプリで3着と力のあるところを見せてくれたカツゲキキトキト。地元馬だけの重賞なら負けることはない。素直に相手探しでいいが、これが結構難しい。近走内容だけでみればヴェリテが有力もハナを切れないとモロい面がある。同型のワールドエンド、トップフライアーの出走は気になるところだろう。それなら展開面に融通が利くアカデミックドレス、ゴールドブラザーの方がいいかもしれない。オンワードハドソンは距離不足、イワクラギンガは調整不足で割り引いて考えたい。

 

 1月6日のメインは、A-2組「門松特別」。明け4歳馬マイネルアクティヴに注目。格付け当初はなかなか結果が出ない時期が続いたが、寒くなって攻めの動きがレースに直結し始めた。さらに砂を被ってもヒルむことがなくなり、安定感も増して気性面も成長中。数字的には2組に上がっているが、有力馬は1~3日の重賞に出走しており、チャンスのあるメンバー構成といえる。これの壁になりそうなのは同期キタノシャーロットとホウライマリーン。ともにまだ本調子に一歩手前の印象はあるが、持ち前のスピードは脅威。すんなり折り合って進めば面白そうだ。以下ではキービスケット、ゲスワットの差し脚に注意。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

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