【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第11回大井競馬(10/10~14 重賞:東京記念)

2016年10月9日

 今回の大井競馬トゥインクルレースは10月10日(月)から14日(金)まで5日間。12日(水)に第53回東京記念が行われます。

 

 初日のメインレースは「文の京特別」がB1二組、B2一組選抜、距離1200メートルで行われます。既成勢力に駒が揃いましたが、移籍後は全て馬券圏内のマングジが前走準オープン2着と本格化。抜群の切れ味があり、短距離での安定感は群を抜いています。前回でこのクラスを勝ったスウェプトアローは地元で区切りの10勝をマーク。逃げ、先行で大崩れはありません。スピード能力は互角のエイシンコクーン、追い込み強烈なポルターレなど、白熱した戦いが見られそうです。

 

 2日目のメインレースは2歳オープンの準重賞、「ゴールドジュニアー」が1400メートルで行われます。ハイセイコー記念の前哨戦と位置付けされる一戦に素質馬が揃いましたが、船橋から参戦の転入馬エニークラップスに注目。道営では新馬、オープンを連勝。3戦目は先日の鎌倉記念を勝ったストーンリバーに敗れましたが、母がデザートレジーナで厩舎縁の血統。均整の取れた馬体に素質の高さが窺えます。既存勢力では転入緒戦を飾ったサマーダイアリー、新馬戦を1分14秒6の好時計で勝ったセイントバトラー、2戦2勝の注目株プレミアムフライトがエントリーしています。

 

 3日目のメインレースは伝統の長距離重賞、「第53回東京記念」がオープンの2400メートルで行われます。春にブリリアントカップ、大井記念を楽勝したケイアイレオーネがマーキュリーカップ以来の出走。交流戦では力負けを喫しましたが、今回は意外に手薄なメンバー構成になって巻き返しが期待できます。初距離でもスタミナを秘めているので展開面でもカギを握る1頭です。一方、前哨戦を制して勇躍重賞挑戦になるのが川崎のチャンピオンゴッド。南関東では16戦13勝、2着3回の完璧な走り。未完の大器と謳われた馬がタイトル奪取なるか注目の一戦です。

 重賞実績では一昨年の覇者で昨年のマーキュリーカップを勝っているユーロビートでしょう。長距離での実績は勿論、交流でも勝ち負けのレベルにある強豪だけに、今年もレースぶりに注目が行きます。この他では船橋のストゥディウム、スコペルタが上位を争います。

 

 4日目のメインレースは「渋谷区の妖精 あいりっすん賞」がB2二組、B3一組選抜、距離1600メートルで行われます。前走、この条件で1番人気に推されながら4着に終わったショウナンマラーク。結果的に昇級戦が壁になった感じですが、持ち時計だけ走れておらず、道悪馬場も影響した模様。好時計でC1を連勝した内容が良く、ここは巻き返しが期待できます。長期休養明け3戦目に2着したサクラシェンロンはスピードの勝ったタイプだけに現状はマイル以下がベター。力の比較でも見劣りしないので、再度上位が狙えます。あとは休み明けでも好性能ターフデザイナーの動向にも注目。

 

 最終日のメインレースは「スマイルシティ・わ!しながわ特別」がB3四組選抜、距離1200メートルで行われます。ここは復帰戦を快勝して連勝を狙うタイシャに注目。500キロを越す大型馬ながらスピードと決め手を兼備。短距離ならかなりの出世が期待できます。現級勢力ではここ2戦の追い込みが強烈なリンガスアリュール、短距離路線に変更して再び頭角が出てきたスイシン、近走はひと息も決め手のあるタケノスウォードなど、伏兵陣も点在。激戦が期待されます。

 

 ケイシュウニュース 田島啓行

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞