【大井】競馬専門紙記者の重賞予想(10/26 マイルグランプリ)
「セイスコーピオンがマイル王へ突き進む」
現在南関東のトップクラスを張るハッピースプリントや東京ダービー馬バルダッサーレが登場し好メンバーが揃った第23回マイルグランプリ。今後の南関マイル路線を占う上でも見逃せない一番であることは間違いない。
セイスコーピオン◎。転入緒戦の前走ムーンライトカップは、道中外目三番手マークから4コーナーで先頭に取り付く積極策。直線で追い出されると一瞬で抜け出しあとは独走態勢。終いはほぼ持ったままと非の打ち処のないレース運び。勝ち時計は今回のメンバーの持ち時計と比較しても遜色ないモノだし、展開如何では更に詰める可能性も。斤量57キロというのも更に後押しする材料で重賞制覇へ視界良好。
これに待ったをかけるのが南関の雄ハッピースプリント。南関馬同士の重賞へ出走するのは2014年の勝島王冠以来約2年ぶり。二度のNAR年度代表馬に輝くなど実績は抜きんでており、南関S2ならアッサリの場面があっても何ら不思議はない。
グランディオーソは今まで掲示板を外したのは僅か3回という超堅実派。重賞タイトルこそ手にしていないが、浦和記念2着など実績は十分。流れさえハマればアッと言わせるシーンがあってもいい。
サンタアニタトロフィーの再現を狙うリアライズリンクス、東京ダービーでの衝撃的な勝ちっぷりが記憶に新しいバルダッサーレ、得意な季節を迎えたジャルディーノらが虎視眈々と 復権を狙う。
◎セイスコーピオン
○ハッピースプリント
▲グランディオーソ
△リアライズリンクス、バルダッサーレ、ジャルディーノ
(ケイシュウNEWS・石井 一治)