【大井】競馬専門紙記者の重賞予想(11/16 ハイセイコー記念)
「ミサイルマンが無傷のV3で重賞制覇へ」
昨年の勝ち馬トロヴァオは今年の羽田盃2着。一昨年の勝ち馬ストゥディウムは翌年に羽田盃を勝利。4年前の勝ち馬ソルテは今月のJBCスプリントこそ6着に終わったが、これまで重賞を9勝、今年のかしわ記念2着、さきたま杯を制覇した地方競馬屈指の実力馬。今年も好素材が揃っており、見逃せない一戦になりそうだ。
ミサイルマンで4月のデビュー戦で圧巻の走りを見せた後、爪の不安があって約半年のブランクがあったが、10月の復帰戦を完勝。再び、モノの違いを見せつけた。底知れない能力を持っていて、距離延長も折り合いがつくので問題はないはず。ここもアッサリ突破して無傷の3連勝で重賞制覇なら、新たなスター候補の誕生となる。
川崎のティーケーグラスは初の大井になるが、終い一手の脚質だけに間違いなくコース替わりはプラスになるはず。前々走の惨敗は台風の影響で暴風雨のなかでの競馬。度外視可能で、前走の鎌倉記念も出遅れながら長くいい脚を使って3着。能力は確か。広い大井の馬場で展開が向くようだと、直線一気の強襲がありそう。
ビーザライトはホッカイドウ競馬から転入して2、1着。転入戦の前々走は出遅れながら渋太く末脚を繰り出し、前走は早目先頭からの押し切りと非凡なレースセンスを見せている。鞍上も引き続き森騎手だけに要重視。
ラッキモンキーはデビューから3戦連続、レースチ1上がりで前走はマイル戦勝ち。重賞でも互角以上の期待。当レースの前哨戦であるゴールドジュニアー1、2、3着のセイントバトラー、オリジナルポイント、サマーダイアリーにも当然注目で、他ではマイル戦で1、3着、好枠を確保したセイファルコンに注。
◎ミサイルマン
○ティーケーグラス
▲ビーザライト
△ラッキーモンキー
△セイントバトラー
△オリジナルポイント
△サマーダイアリー
△セイファルコン
(ケイバブック 齊藤 大輔)