【大井】競馬専門紙記者の重賞予想(12/31 東京2歳優駿牝馬)

2016年12月30日

「前走圧巻アップトゥユー、重賞連覇へ」

 

 中央馬相手にエーデルワイス賞で2着に健闘したアップトゥユー。ローレル賞は初めての遠征で、初めての長距離輸送、初めての左回りと初物尽くしだったが、終わってみれば2着に6馬身差の圧勝。今回は道営から川崎に転入初戦になるが、走り慣れた右回りに替わるのはプラスになるし、馬場見せを兼ねて大井競馬場に輸送して追い切った動きも文句なし。南関東で期間限定騎乗中の阿部龍騎手が鞍上だし、前走よりも不安材料は少ない。

 相手はアンジュジョリー、道営から浦和転入後2連勝。3走前の金沢シンデレラカップではヤマミダンスに敗れているが、前走で大井コースを経験しているのは強味だ。

道営時は長目の距離を中心に使い、ブロッサムカップを制しているジュンアイノキミが不気味。大井へ転入初戦になるが、ここに向けて乗り込みは十分。鞍上が吉原騎手というのは怖いし、初戦から狙ってみる手は十分にある。

 デビューから5連勝中なのがヤマミダンス。3走前の金沢シンデレラカップではアンジュジョリーを破っているし、前々走のラブミーチャン記念でこの距離を経験している。更に遠征競馬、長距離輸送も経験しているのは大きい。雪の影響とか年末の長距離輸送とか色々課題は多いが、まだ底を見せておらずこの馬の走りには注目したい。

前出のジュンアイノキミをフローラルカップで破っているのがオーブスプリング。前走ブロッサムカップはスムーズさを欠いて3着に敗れたが、エーデルワイス賞ではアップトゥユーとタイム差なしの4着。巻き返しがあって不思議はない。あとは船橋のコーフューチャー。鎌倉記念では牡馬相手に2着に健闘しているし、スアデラの半妹という血統的な魅力もある。名古屋のピンクドッグウッドは、エーデルワイス賞では2番人気に支持され、結果はアップトゥワーと互角の走りで3着。スピードタイプだけに距離克服が鍵になるが、素質的には十分通用する。

 

◎アップトゥユー

○アンジュジョリー

▲ジュンアイノキミ

△ヤマミダンス

△オーブスプリング

△ゴーフューチャー

△ピンクドッグウッド

 

(勝馬 山形宗久)

 

勝馬

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞