【大井】競馬専門紙記者の重賞予想(3/22 京浜盃)
「南関東、クラシックへ向けての重賞な前哨戦」
過去10年、当レースの勝ち馬は羽田盃で5勝、2着2回、東京ダービーで2勝、2着1回。最も重要な前哨戦であり、今年もNARグランプリ2歳最優秀牡馬ローズジュレップ、NARグランプリ2歳最優秀牝馬ピンクドッグウッド、3戦無敗のハイセイコー記念馬ミサイルマン、ニューイヤーCの勝ち馬ヒガシウィルウィン、雲取賞の勝ち馬カンムルなど、好メンバーが揃って見逃せない一戦となった。
紅一点ピンクドッグウッドの前走、ユングフラウ賞は左回り、小回りの浦和がまったく合わず。度外視していいだろう。前々走、東京2歳優駿牝馬の勝ち時計1分42秒6は前日の古馬牝馬重賞よりコンマ1速い非常に優秀なもの。牡馬一線級相手でも互角以上にやれると見る。不利な大外枠になったが、広い大井の外回りで見直し。
ティーケーグラスの前走、雲取賞は内回りの競馬でスタートで後手、道中も最後方から。それでも3着まで押し上げてくるのだから能力は確か。脚質的にも間違いなく外回り向き。流れさえ向けばラスト強襲が。
ローズジュレップは昨年、交流重賞の兵庫ジュニアグランプリを勝って、全日本2歳優駿でも3着。実績は断然のチ1。転入緒戦で休み明け、それに初コース等の不利はあるが、まともならアッサリVのシーンまで。
ニューイヤーCの勝ち馬ヒガシウィルウィンは順調に使われている強みがあり、3戦無敗のハイセイコー記念馬ミサイルマンは休み明けでも底知れない魅力が。雲取賞完勝のカンムルは好枠確保で好勝負必至。バリスコアは常に相手なりの走り。ここでも大崩れはないはず。
◎ ピンクドッグウッド
○ ティーケーグラス
▲ ローズジュレップ
△ ヒガシウィルウィン
△ ミサイルマン
△ カンムル
△ バリスコア
(ケイバブック 木村 悟)