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【開催見解】第21回佐賀競馬(2/4~2/12 重賞:如月賞、背振山賞、たんぽぽ賞、佐賀記念、唐津湾賞)

2017年2月3日

第21回佐賀競馬は2月4日(土)5日(日) 7日(火) 11日(土)12日(日)の5日間で行います。

 

注目のレース【3日目】2月7日(火)

農林水産大臣賞典 第44回佐賀記念(JpnIII) サラ系4歳以上OP 2000m

 

今年も佐賀の看板レースが始まる。引き続きJRA勢優勢。地方勢も好調馬がいるし、奮起したいところ。12頭フルゲートの予定。

ロンドンタウンは明け4歳馬で1000万・1600万を連勝後は武蔵野S[8]着。ついて行く脚も見せていたし、ここだと位置取り可能。東海Sでは追い込んで0.4秒差と末脚もパワフル。勢い支持。

タムロミラクルは明け5歳馬。4歳時に3勝を挙げ力をつけた。みやこSでは相手強力も36.6秒の上がりは使っていたし、ポルックスSでは直線強烈に伸びて[3]着確保。位置取り次第で主役。

リッカルドは近走の師走S・東海Sでは思った走りが出来てないが、積極的に前に行く競馬は見せているし、ここだと先手可能。佐賀の小回りだと明らかに有利。粘り込み十分可能。

トウショウフリークはリッカルドと同じローテーションで来ている。力の差はないようだが、佐賀コースだと先手に拘りたい。枠も影響するが、2番手迄だと力も増すはず。斤量のぶん有利か。

ストロングサウザーは浦和記念・名古屋GPの走りを見る限りでは調子落ちの印象は隠せない。それでも佐賀は相性がいいし、昨年は4番人気での勝利。警戒は必要だろう。

カツゲキキトキトは勢いある明け4歳馬。名古屋GPではJRA馬相手に[3]着。時計差はあったが、最後もシッカリ伸びていた。黒潮盃[2]着の戦歴だし、地方馬勢では最上位。

勢いでロンドンタウンVSタムロミラクル対決か。地方勢ではカツゲキキトキト・キョウワカイザーだが。

 

【1日目】2月4日(土)

第4回如月賞(S2)サラ系3歳以上OP 1750m

 

2月4日(土)のメインは如月賞。Bクラスメンバー。距離1750m。11頭立て。

アラートミノルは前走の移籍初戦はスタートもスムーズではなかったが、上がりは38秒台の脚。次に繋がる走りだったし、追い切った感じからも上積みは明らか。2戦目は更に動く。主力支持。

テイエムマケンゲナはなかなか初勝利が飾れないが、前走は時計差のない接戦を演じたし、勝負処がスムーズだと抜け出せていた。いつでも勝てる力はつけている。チャンスもあるはず。

テイエムボンドンは関節炎でひと息入ったが、中間は追い切りの動きも順調で、馬体も太めなく仕上がった印象。距離はほしいタイプだし、この特別でも差のない勝負出来そう。上位評価。

アユメライトアップは徐々に走りも上向いていたが、M&K戦で一変。巧騎乗も目立ったが、いい頃の走りが見れたし、佐賀で10勝を挙げた力量は健在。

ダノンミルは安定して最後は使うが、脚質的なものもあり、抜け出し迄はあと一歩。前の流れに影響されている印象だ。展開が向けば際どい勝負出来る。

コウギョウハンサムは昨年11月以来の1750m戦だが、距離の実績はあるし、スンナリ行けるぶんのプラスも見込める。自分のペースで逃げると渋太い。

アラートミノル・テイエムマケンゲナ有力だが、テイエムボンドンの素質注意。

 

【2日目】2月5日(日)

梅花特別 サラ系B-2組 1400m

第4回背振山賞(S2)サラ系3歳 1750m

 

2月5日(日)のメインは背振山賞。3歳。距離1750m。10頭立て。

アニメートは追い込みタイプで、砂を被るとレースに集中できないし、乗り難しいが、終いの脚では上位の存在。馬体も増えて感じはいいし、外々を向正面から巧く捌きたい。能力上位。

アイディアルレディは前走は速い流れについて行ったのが敗因か。2走前はペースも落ち着いていたし、[3]着に踏ん張った実績。今度は闘い易くなっている。位置さえ取れば渋太い脚見せる。

トークーブケパロスは前走はスローな流れを嫌って自分から動いた。結果捉えることは出来なかったが、積極的なレースは好印象。上積みも見込める。

ギルダーは花吹雪賞では終い使って[4]着。このメンバーでは最先着だったし、力もみせた。脚質的に流れも左右するが、馬体維持だと抜け出しも可能。

サンゴールドスターは笠松2勝馬。移籍後は2戦叩いて上積みは見せている。本来が先行タイプの様だし、スタートさえ切れれば変わって来そう。

ダダッコはスピード生かすタイプで佐賀では5戦3勝。距離に慣れた今だと、逃げには拘らなくても競馬出来る。相手は強くなるが粘り込み注意。

好気配アニメートに期待。アイディアルレディも展開向いて変わりそう。

 

【3日目】2月7日(火)

第21回JRA交流たんぽぽ賞(S1) サラ系3歳九州産 1400m

農林水産大臣賞典 第44回佐賀記念(JpnIII) サラ系4歳以上OP 2000m

 

2月7日(火)の準メインはたんぽぽ賞。3歳九州産限定。1400m。12頭の登録。

テイエムヒッタマゲは新馬戦勝って、その後はフェニックス賞[3]着・ひまわり賞[2]着。このメンバーでは一歩抜けた存在。直前は初ダートで500万下で[3]着とダート適性も見せた。中心馬。

テイエムソッキュウは1勝はデビュー2戦目で決めた。ひまわり賞でもヒッタマゲとは0.3秒差の[3]着。大きな力の差は感じないし、ダート戦も3戦使っている。コース取り次第では。

テイエムチューハイは昨年末のノカイドウ特別で初勝利を挙げた。その後も500万下ダートを使っており、36.7の上がりは上々。状態は良さそうだし、上記馬との差も詰まって来そう。

テイエムミナンカゼは休養明けで久々のレースだが、キッチリ仕上げて来ると思うし、ひまわり賞[5]着の戦歴からも4番手評価は妥当か。成長見たい。

マサルはダート路線に替わってからは[4]着もあるし、スピード生かせている印象。佐賀の小回りコースだと粘り込みは考えたいタイプ。注意は必要。

キリシマキャプテンはミヤマキリシマ特別で快勝。時計は劣るが、0.9秒差の圧勝だったし、レースも3戦目。更なる成長は十分考えられる。不気味。

テイエム勢が占めるが、中でもテイエムヒッタマゲが一歩抜けている印象。

 

【4日目】2月11日(祝土)

立春特選 サラ系C2-1組 1400m

長崎街道彼杵宿特選 サラ系C1-2組 1800m

第5回唐津湾賞(S2) サラ系3歳以上OP 1400m

 

2月11日(祝土)のメインは唐津湾賞。A1・2。1400m短距離戦。9頭の登録。

調整は十分【エイシンテキサス】立て直す。前走はアクシデントもあったし、本来の走りではなかった。2戦目は能力発揮する。

新規【コウギョウダグラス】は明け10歳馬だが、大井OP駆けの戦歴だし、時計の比較をしてもエイシンテキサスと遜色ない。底力で上回るか。

【ダイワアズール】は外枠だと走りも変わる。前走は早めに動いたぶん、最後は捉えられたが、0.1秒差と接戦。今度も上位評価。

【カシノタロン】は1400m戦だと走りが変わる。サプール・キョウワカイザー相手で[4]着だと、一線級馬不在のここはチャンスもある。

【ヒショウ】は強烈な末脚で佐賀2勝目を挙げた。流れも向いたが、結果を出しただけに評価したい。引き続き具合も良い。

混戦だが、意欲的な調整からもエイシンテキサスの巻き返しに期待したい。

 

【5日目】2月12日(日)

オリオン座特選 サラ系C2-2組 1750m

アメジスト特選 サラ系C1-1組 1400m

 

2月12日(日)のメインはアメジスト特選。C1-1組。 1400m。12頭の登録。

【コパノウィルソン】が筆頭馬。[2]着が続いているが、確実に伸びて来る末脚は確か。主戦鮫島騎手騎乗だと崩れは考え難い。

【カシノシュウセイ】は前走は2番手で折り合っての抜け出し。逃げ・2番手の展開だと能力出し切れる。ここも好勝負出来る。

【ツースターク】はひと息入れたローテーションとなるが、1400m戦で29秒台を出す能力だし、この相手でも引けは取らない。

【タイセイマスタング】は1400mがベスト。1組特選だけに相手は揃うが、力を出し切れば上位の存在。格上馬の意地見せるか。

【スループオブウォー】も堅実に駆けている。あと一歩の決め手に欠いているが、崩れてないだけにチャンスはあるはず。

【スラッシュ】は基本的に後ろからのタイプ。前走のように流れが向くと力強いが、展開には影響されている。

好メンバーが揃って面白いが、軸はコパノウィルソンか。

 

 

(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

 

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