【開催見解】第4回浦和競馬(8/1、8/4~5)
平成26年度第4回浦和開催は8月1日(金)、4日(月)、5日(火)の3日間開催。
初日のメインは「葉月特別」1600メートル
A級戦でも好走の実績があるイケノエイトマンを1番手にあげたい。大井遠征の前走が離された(3)着といえど好内容で、7歳ながら衰えた様子は全くない。展開が読みにくいメンバー構成だけに自在性は大きな強みで、地元千四もベストだけに、ここも好勝負。クラカルメンは前走浦和B2戦を積極的な競馬で(2)着と好走。千四は[1110]と安定しており、外めの枠に入ったのも好材料。2走前にB1価値の実績があるハードパワーも差のない1頭。7歳を迎えた今がピークと言っても過言ではなく、順当に上位争いに加わってくるはず。穴候補は追い切りで軽快な動きを見せた地元のコウユーサクラサク。
2日目のメインは「清秋特別」1400メートル
前走地元のB2戦(4)着と実績上位のホクト。ここ3戦の中では相手関係も緩和された感じで、強敵相手にモマれた経験を生かせれば巻き返し可能だろう。
6連勝中のガリャルダは、勝ったいずれのレースもほぼ相手なりの競馬。一気の相手強化だけに、相手なりに走れるというのは大きな強み。うまく長所を生かせれば好レース。
ウメニウグイスの前走は馬場と枠順を存分に生かしきった競馬。杉村騎手の好騎乗が光った1戦とはいえ、力をつけてきていることも確かな事実で突破の可能性は十分。
前走の勝ちっぷりが良かったアポロススピアーだが、C1から一気にB2混合戦ではさすがに厳しそう。
ケンブリッジアリスは7川崎が優秀な内容。同型との兼ね合いが鍵だが、力は通用していいはずだ。
3日目のメインは「JRA交流 マルチヒーロー特別」1400メートル
転入初戦を圧勝劇で飾ったジョーラプター。決して速い時計の出る馬場状態ではない中で、千六1分40秒5という重賞に匹敵するレベルの時計をマークした。
中央所属時のレースぶりから、控える形も問題なく、中央馬を相手にどのようなレースをするか非常に楽しみな一戦。
中央勢からは2走前に同条件で僅差(2)着があるマイネルドメニカ、
休み明けの500万条件を7着とまずまずの競馬をしたトウカイマインド、
大井B2B3混合の交流戦勝ちのエルクイーンに注目。
文 日刊競馬 津田英憲