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【開催見解】第1回浦和競馬(4/25~29 重賞:しらさぎ賞)

2016年4月24日

 今開催は4月25日(月)から29日(金)の5日間で行われ、27日(水)にはS3第54回しらさぎ賞が行われる。優勝馬にはJpn3スパーキングレディーカップへの優先出走権が与えられる。特に今年は有力馬の出走で、今後の古馬の牝馬路線を占う意味で重要な位置づけとなりそうだ。

 

 4月27日(水)のメインレースはS3第54回しらさぎ賞(4歳以上牝馬オープン別定 1400メートル)。ララベルは昨年12月以来の出走となるが、キャリア10戦ながら既に重賞4勝と地力では抜けた存在。距離はもっとあった方が良いが、力でねじ伏せるシーンがみられそうだ。トーコーヴィーナスは昨年S1桜花賞とロジータ記念で前者の2着に敗れているが、その後は地元でキャリアを積んでいるし、順調さでは上回っている。今回が南関に転入後初の重賞挑戦となるフィーリンググーだが、現在3連勝中と勢いは十分。斤量差を味方につければ上位勢力に肉薄も可能だ。伏兵スターローズも侮れないところ。前走のトライアルレースでは道中離れた最後方から内目をスルスルと伸びて3着。目を引く末脚はここでも要注意だ。

 

 4月25日(月)は芝桜特別(B3一組 1600メートル)がメインレース。ここは前走の船橋戦で大敗を期したミキノブルーグラスの巻き返しに注目がされるところ。先手を取り切れず中途半端な位置取りになったことが主な敗因と考えられ、地元で外枠さえ引かなければ先行押し切りが図れる。中央未勝利のまま転入してきたクラウンシトラスだが、0425のキャリアから500万下クラスとほぼ互角の評価ができ、初戦に注目したい。他では前走地元戦で流れが合わず振るわなかったキャバーン。浦和コースは3121と安定しているだけに今回は奮起が期待できる。1月以来の出走となるマイネルエリジウムは久々となるが、ここまで門別時代を通して9戦連続して馬券に絡む堅実駆けで侮れない存在だ。

 

 4月26日(火)のメインレースはプリムローズ賞(B1B2一組ハンデ 1600メートル)。休み明けの前走で、今開催のメインしらさぎ賞に出走予定フィーリンググーに迫ること0秒1差の2着。叩いての上積みも見込めるだけに、ジュリエットレターの走りに注目だ。アポロズスピアーも前走が休み明けだったが、今回と同じ条件を走って2着なら素直に評価していい。地元船橋ほどの安定感はないが叩きつつ徐々に粘りを増しているロイヤルトリニティなどにも注意を払っておきたい。

 

 4月28日(木)はライラック特別(B2二組 1500メートル)がメインレース。ここで人気を集めるのは転入後5100と南関では底らしい底をみせていないトーセンセラヴィだ。1秒以上の圧勝という大味な競馬だけでなく、前走の中央交流戦ではタイム差なしの接戦を制すなど高い勝負根性もみせている。まだこのクラスなら勝ち負けの域だろう。大井のマイネルルークスは取り消し明けを2度叩いての連闘。昨年9月には浦和で2着。相性の良さを見込んでの遠征の可能性もあり、変わり身に警戒したい。ブラゾンは3走前に格上相手に堂々の差し切りV。ポテンシャルは高く、ここ2戦4・5着と一息だが流れ一つで上位へ進出可能。

 

 4月29日(金)のメインレースは卯月特別(4歳以上オープンハンデ 1500メートル)。1番人気に推されそうなのはレガルスイ。重賞を除けば8戦連続して連対中で、うちオープン戦は2戦して1着1回2着1回。浦和コースも重賞以外では2戦2勝で、いずれも前々から押し切る強い内容だった。前走は勝った馬が強力で2着なら十分評価できるし、今回のメンバーならV最短とみるのが妥当だろう。既に重賞の勝ち星があるキスミープリンスは9カ月近い休養明けで仕上がりが鍵になるが、その実績からも地力に注意が必要だ。他では浦和コース1410で地元の船橋より走りが安定しているゴーオンのマクりにも注意。

 

 

勝馬 葛谷詠一郎

 

 

                            勝馬

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