【開催見解】第7回浦和競馬(10/17~21 重賞:埼玉新聞栄冠賞)

2016年10月16日

 今回の浦和競馬は10月17日(月)から21日(金)まで5日間開催。19日(水)に第26回埼玉新聞栄冠賞が行われます。

 

 初日のメインレースは錦秋特別がB2二組、B3一組のハンデ戦、距離1600メートルで行われます。地元勢では川崎のB3を勝ち上がってきたクラウンシトラス、同じく川崎でB2、B3を2着に好走したトゥモローウイングにこの夏の好調を維持しているクレバーペガサス。遠征馬では浦和巧者の船橋グッドネス、再転入2着の川崎ルコンポゼが出走の予定。力の拮抗した組み合わせになりました。

 

 2日目のメインレースは神無月特別がA2、B1一組のハンデ戦、距離1600メートルで行われます。魅力のある馬が揃いましたが、地元勢ではビーインラプチャーに注目。前回のこの条件では一番人気に推されながら6着。長く好調を維持してきたので疲れが気になるところですが、まともなら巻き返しが期待できます。遠征馬にも実力馬が揃いましたが、船橋の3歳牝馬クラトイトイトイはスピードが魅力の快速馬。左回りにも慣れを見せているので展開のカギを握ります。浦和巧者のアサヤケは準オープンの常連、強豪。条件に不足はないので使ってくれば有力な1頭でしょう。

 

 3日目のメインレースは第26回埼玉新聞栄冠賞が3歳以上のオープン、距離1900メートルで行われます。恒例となった秋の重賞ですが、今年も多彩な顔触れになりました。先ずは3歳の上がり馬で地元のベルゼブブ。転入緒戦こそ逃げられず凡走しましたが、2戦目から3連勝。戸塚記念を制して益々快調。古馬の一線級相手にスピードが通用するのか必見です。古馬の既成勢力では報知グランプリカップを勝ったタイムズアローが最上位。浦和ではゴールドカップ2着があり、夏の交流重賞、マーキュリーカップでは2着。日本テレビ盃は相手が強く5着に終わりましたが、このメンバーならチャンスでしょう。今回は休み明けでも大井記念2着があるクラージュドール、実績馬のアウトジェネラルは休み明けがカギになりますが、小回りの浦和コースは合っています。力が伯仲して激戦ムードになりました。

 

 4日目のメインレースは陽月特別がB1二組、B2一組のハンデ戦、距離1500メートルで行われます。ワンランク上を目指す実力馬の争いになりましたが、地元勢では快速ジュンサザンクロス、この距離得意なコスモパープルに遠征馬では決め手を誇る船橋のクローザー、レース巧者のクラヴィクトリー、小林の逃げ馬エールドランジュも浦和では3勝を挙げているゲンのいいコースでスピードを生かしたいところ。狙い目の多いレースになりました。

 

 5日目のメインレースはB3三組のオパール特別が距離1400メートルで行われます。ここは好調馬同士の激突になりましたが、地元勢では昇級戦の川崎で3着に健闘したミュール、当距離で5勝しているジョーチャーリー、3歳の期待馬オオタカがエントリー。遠征馬では桜花賞5着の実績があり、前走2着に復活した川崎のスウィートピカンテ、ダッシュ力は抜群のコスモウィロー、船橋の3歳馬サプールがクラス二度目で巻き返しを図ります。

 

 ケイシュウニュース 田島啓行

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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