【開催見解】第8回浦和競馬(11/21~25 重賞:浦和記念)
今回の浦和競馬は11月21日(月)から25日(金)まで5日間開催。22日(火)に指定交流、第37回浦和記念が行われます。
初日のメインレースは霜月特別がB3四組、距離1500メートルで行われます。遠征馬が多く抽選対象、地元を含めて拮抗した組み合わせですが、先ず地元はこの距離得意なジョーチャーリー、前回C1を2着のベルモントナイト、3歳の素質馬クライフターンに、遠征馬ではコース実績のある川崎のエムオーグロリー、船橋のナガラフライトがエントリー。ここは大混戦になりました。
2日目のメインレースは晩秋の大一番、第37回浦和記念が距離2000メートルで行われます。JRAからは南関でジャパンダートダービー、日本テレビ盃、ダイオライト記念2勝のクリソライト、白山大賞典を勝ったケイティブレイブ、佐賀記念、マーキュリーカップを勝ったストロングサウザー、みやこSで5着のメイショウヒコボシ。南関からは昨年の1、2着馬ハッピースプリント、サミットストーン。他地区からは名古屋のダイヤノゲンセキ、高知のミッキーヘネシーが参戦予定。実績馬の競演に白熱した競馬が期待できます。
3日目のメインレースはゴールドカップトライアルのまがたま賞が準オープン、距離1500メートルで行われます。地元は実績馬のアポロズスピアー、レアヴェントゥーレ、ジョーラプター。遠征馬では浦和に実績のある船橋のナガラキコウシ、アサヤケ、ゴーオン、川崎勢ではインフォーマー、東京湾カップを勝ったディーズプリモがエントリー。本番さながらのメンバー構成だけに各馬にチャンスがあると言えます。
4日目のメインレースは樅の木特別がB1下の選抜馬、距離1900メートルで行われます。距離を考えると船橋のエスケイアリュール、サーマウント、ハードクラップ、キタノイットウセイ、川崎のヘレニウム、ルコンポゼはマイラータイプだけに当舞台がカギになります。このクラスでは珍しい長距離戦だけに混戦模様となりました。
5日目のメインレースはひいらぎ特別がB2、B3一組のハンデ戦、距離1400メートルで行われます、地元勢では持ち時計で断然上位のコスモフットライトが最有力。3歳馬のビッグジャイアントに他ではこの距離得意なマイネルヴェルディ、スピード馬のトゥモローウィング、好調バンブーデルピエロ。遠征馬では浦和巧者のグッドネス、サチノマリアージュ、ダージーパラダイスがエントリー。御なじみのメンバー構成になりましたが、激戦は必至と言えます。(予定馬は11月18日現在)
ケイシュウニュース 田島啓行