【浦和】競馬専門紙記者の重賞予想(12/21 ゴールドカップ)
楽天競馬重賞見解 ゴールドカップ
「モンサンカノープスが巻き返す」
昨年夏にJRAから転入し、7連勝を含む8連対で一気にオープンまで勝ち上がったモンサンカノープス。5月の川崎マイラーズで初重賞勝ちを挙げ、続く京成盃グランドマイラーズで10着大敗。休養を挟みマイルグランプリ3着、前走の勝島王冠7着と、一進一退が続く。その前走を久々好走後のプラス14キロ、目標にされる展開が敗因考えれば、今回巻き返しは必至だろう。
左回りの浦和1500mはベストの条件。
トロヴァオは別定58キロを背負う。3歳馬には厳しい条件だが、それほど強力な相手もいない。前走のダービーグランプリは上がり37秒6で後続を6馬身離して圧勝。叩いて上積みも見込める。
テムジンは中山のカペラSから中9日の強行軍だが、南関東移籍後【4-1-0-0】と連対パーフェクトだけに軽視は出来ない。
トライアルを7馬身差で逃げ切ったレアヴェントゥーレの1500m1分34秒0は、例年の勝ちタイムと遜色ない。このレース自体、勢いよりも実績重視だが、別定56キロは一昨年のリアライズリンクスが勝っている。再現も十分可能だ。
トキノエクセレントはかつてさきたま杯2着など、抜群の実績を誇るが、2年以上の休養もあり、近走はかつての豪脚も陰を潜めているが、距離短縮はプラスで復活の期待も。
オウマタイムは古馬編入後未勝利だが、前走からも復調気配。機動力を生かす競馬が戻ってくれば。
サトノタイガーは僚馬テムジンと同様、中9日の強行軍。重賞2勝、一昨年のカペラS2着、昨秋のJBCスプリントは地方馬最先着の5着と衰えはない。サトノ軍団も今季絶好調。
◎モンサンカノープス
○トロヴァオ
▲テムジン
△レアヴェントゥーレ
△トキノエクセレント
△オウマタイム
△サトノタイガー
(日刊競馬 小山内完友)