ブリーダーズゴールドカップ (JpnIII) 2023|特集
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<出演>
- 清水 久嗣さん
(フリーアナウンサー) - 津田 麻莉奈さん
(楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘) - 守永 真彩さん
(楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘)
■人気別(2013年以降)
【本命傾向】上位人気馬が活躍傾向であり、本命党には頼もしいデータといえそうだ。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 2-5-3-0 | 20.0% | 70.0% | 100.0% |
2番人気 | 4-1-2-3 | 40.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 1-3-3-3 | 10.0% | 40.0% | 70.0% |
5番人気 | 0-0-0-10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6番人気以下 | 1-0-0-67 | 1.5% | 1.5% | 1.5% |
■年齢別(2013年以降)
【中心は5・4歳馬】また参戦自体は多くはないが、3歳馬の複勝率が46%超と抜ける。
年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 1-2-4-8 | 6.7% | 20.0% | 46.7% |
4歳 | 3-1-2-22 | 10.7% | 14.3% | 21.4% |
5歳 | 5-4-3-34 | 10.9% | 19.6% | 26.1% |
6歳 | 0-2-0-14 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
7歳 | 1-0-1-7 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
8歳 | 0-1-0-3 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
9歳 | 0-0-0-0 | - | - | - |
10歳以上 | 0-0-0-0 | - | - | - |
■枠番別(2013年以降)
【中枠に注目】特に5枠は3年連続で連対中。内1・2枠も3着圏内に貢献する傾向にある。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
2 | 1-0-2-10 | 7.7% | 7.7% | 23.1% |
3 | 0-1-1-11 | 0.0% | 7.7% | 15.4% |
4 | 1-1-2-10 | 7.1% | 14.3% | 28.6% |
5 | 1-4-2-8 | 6.7% | 33.3% | 46.7% |
6 | 1-2-0-13 | 6.3% | 18.8% | 18.8% |
7 | 1-0-1-16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
8 | 4-1-1-13 | 21.1% | 26.3% | 31.6% |
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着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
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2022年 08/11 雨・不良 ダ右2000m 12頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 10 | グランブリッジ | 牝3 | 2:05.3 | 3 | 438 | 福永祐 | [西]新谷功 | シニスターミニスタ | 関東オークス[JpnII] | 4 | 1 |
2 | 6 | プリティーチャンス | 牝5 | 2:05.3 | 2 | 472 | 吉田隼 | [西]野中賢 | シンボリクリスエス | マリーンS[OP] | 5 | 5 |
3 | 2 | テリオスベル | 牝5 | 2:05.9 | 1 | 452 | 江田照 | [東]田島俊 | キズナ | マーキュリーC[JpnII] | 7 | 2 |
単勝(10)380 複勝(10)120 (6)110 (2)110 枠複(5)(7)510 馬複(6)(10)560 ワイド(6)(10)190 (2)(10)160 (2)(6)150 馬単(10)(6)1,110 三連複(2)(6)(10)270 三連単(10)(6)(2)2,140 | ||||||||||||
2021年 08/12 晴・稍重 ダ右2000m 8頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 5 | マルシュロレーヌ | 牝5 | 2:06.6 | 1 | 470 | 川田将 | [西]矢作芳 | オルフェーヴル | 帝王賞競走[G1] | 9 | 8 |
2 | 1 | リネンファッション | 牝4 | 2:06.7 | 4 | 456 | 武 豊 | [西]坂口智 | キンシャサノキセキ | スパーキングLC[JpnIII] | 3 | 2 |
3 | 4 | アッシェンプッテル | 牝5 | 2:07.4 | 3 | 512 | 藤岡佑 | [西]奥村豊 | バトルプラン | マーメイドS【GIII】 | 16 | 13 |
単勝(5)150 複勝(5)100 (1)120 (4)130 枠複(1)(5)370 馬複(1)(5)440 ワイド(1)(5)190 (4)(5)180 (1)(4)260 馬単(5)(1)560 三連複(1)(4)(5)420 三連単(5)(1)(4)1,590 | ||||||||||||
2020年 08/13 晴・良 ダ右2000m 15頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 1 | プリンシアコメータ | 牝7 | 2:07.7 | 2 | 488 | 岩田康 | [東]矢野英 | スパイキュール | ブリリアントS[L] | 6 | 6 |
2 | 9 | メモリーコウ | 牝5 | 2:08.0 | 4 | 464 | 古川吉 | [西]松永幹 | エスポワールシチー | スパーキングLC[JpnIII] | 4 | 4 |
3 | 14 | レーヌブランシュ | 牝3 | 2:08.0 | 1 | 466 | 松山弘 | [西]橋口慎 | クロフネ | 関東オークス[JpnII] | 2 | 1 |
単勝(1)360 複勝(1)120 (9)140 (14)120 枠複(1)(5)900 馬複(1)(9)820 ワイド(1)(9)260 (1)(14)200 (9)(14)260 馬単(1)(9)1,730 三連複(1)(9)(14)670 三連単(1)(9)(14)4,660 | ||||||||||||
2019年 08/15 曇・稍重 ダ右2000m 11頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 11 | アンデスクイーン | 牝5 | 2:06.2 | 2 | 508 | 戸崎圭 | [西]西園正 | タートルボウル | 名鉄杯[L] | 6 | 4 |
2 | 6 | プリンシアコメータ | 牝6 | 2:06.3 | 1 | 484 | 岩田康 | [東]矢野英 | スパイキュール | ブリリアントS[L] | 8 | 2 |
3 | 2 | ラインカリーナ | 牝3 | 2:06.3 | 3 | 482 | 武藤雅 | [東]武藤善 | パイロ | 関東オークス[JpnII] | 4 | 1 |
単勝(11)300 複勝(11)120 (6)100 (2)140 枠複(6)(8)330 馬複(6)(11)310 ワイド(6)(11)150 (2)(11)270 (2)(6)180 馬単(11)(6)740 三連複(2)(6)(11)370 三連単(11)(6)(2)2,050 | ||||||||||||
2018年 08/16 曇・不良 ダ右2000m 15頭 過去映像 | ||||||||||||
1 | 11 | ラビットラン | 牝4 | 2:05.6 | 3 | 448 | Mデム | [西]中竹和 | Tapit | スパーキングLC[JpnIII] | 4 | 3 |
2 | 6 | プリンシアコメータ | 牝5 | 2:06.4 | 4 | 486 | 戸崎圭 | [東]矢野英 | スパイキュール | 平安S【GIII】 | 9 | 11 |
3 | 5 | クイーンマンボ | 牝4 | 2:07.1 | 1 | 496 | ルメー | [西]中竹和 | マンハッタンカフェ | 平安S【GIII】 | 3 | 2 |
単勝(11)650 複勝(11)150 (6)170 (5)100 枠複(4)(6)2,520 馬複(6)(11)1,890 ワイド(6)(11)510 (5)(11)220 (5)(6)220 馬単(11)(6)4,270 三連複(5)(6)(11)720 三連単(11)(6)(5)8,400 |
専門紙予想
2023.8.16(水)公開
「今年も引き続き中央馬が優勢と見るべき...」
【展望】今年は他地区からの参戦がなく、中央馬5頭、地元馬3頭という例年より少頭数の組み合わせとなった。中央勢のなかでは、昨年の2、3着馬であるプリティーチャンスとテリオスベルが実績面から有力と言えるだろう。そこに伸びしろ十分のパライバトルマリンや、3勝クラスを勝ったばかりのカラフルキューブ、グランスラムアスクが挑むといった構図だ。
一方、地方馬に関しては、牝馬限定戦になってから馬券に絡んだことがないように、この路線では力の開きが大きい印象である。地元勢の奮起にも期待したいところだが、今年も引き続き中央馬が優勢と見るべきだろう。
◎プリティーチャンス
○テリオスベル
▲パライバトルマリン
△カラフルキューブ
△ネーロルチェンテ
◎プリティーチャンス
昨年は惜しくもクビ差で勝利を逃したが、次走のレディスプレリュードで重賞初制覇を飾り、牝馬ダート路線で上位の力があることを証明した。その後は展開もなかなか向かなかったこともあり、勝利からは遠ざかっているが、すでにコース適性を示している点と、追われての確実性は強調材料だ。今年も休み明けのマリーンSを叩いての臨戦で、適正体重より余裕があった馬体面からも上積みは大きいはず。57キロの斤量も地力で克服できるだろう。
○テリオスベル
発馬や出脚に課題はありながらも、道中で早めに先頭に立つ形を確立し、ダートグレードで好走を重ねているのだから、実力の程は確かだろう。昨年はペースが速く、ハナを奪うことはできなかったが、見せ場をつくっての3着。自分の形に持ち込むことができれば、今年はそれ以上の結果も出せるはずだ。負荷のかかるラップ構成にも耐えられるタイプであり、よほどのロスがない限りは、上位争いになるだろう。
▲パライバトルマリン
関東オークスは中だるみのラップ構成で、時計的には強調しづらい。ただ、初物尽くしのなかでも、2番手で折り合って抜け出す正攻法の競馬で勝ち切った点は評価できる。頭数を考えれば、今回も揉まれる形は避けられるはずで、キャリアの浅さが影響する可能性は低い。中央馬で唯一、早めに門別に入厩して調整されている点もアドバンテージになるはずだ。
△カラフルキューブ
3勝クラスを勝ったばかりで、実績面から評価はしづらく、距離延長への対応も課題となる。それでも、タメをつくる形なら大崩れなく走れており、末脚の良さはここでも大きな武器になるはずだ。絶対的な存在がいない今年なら、浮上はあっていいだろう。
△ネーロルチェンテ
今年は不得手としていた内回りコースの重賞に勝利したが、逆に得意の条件に替わった前走のノースクインカップでは敗れてしまった。ただ、これに関しては、余裕が残っていた馬体の影響が多少なりともあったのだろう。中央馬相手に勝ち負けとは言い難いものの、適正体重まで絞れていれば、上位に迫ることはできそうだ。
(競馬ブック・古川燎)
レースの見どころ
2023.8.11(金)
アメリカのブリーダーズカップに範をとって創設された「ブリーダーズゴールドカップ(JpnIII)」は、大舞台に向け更なる飛躍を誓う牝馬ダート路線の有力馬たちが多く集う一戦です。昨年は3番人気に支持されたグランブリッジ号が、迫る2番人気プリティーチャンスをクビ差かわし、関東オークス(JpnII)に続けて重賞2勝目。見事古馬との初対決を制しました。来年からは装い新たに9月へと開催時期が変更予定される本レース。夏の北海道の夜空を駆け抜ける淑女は果たして。どうぞご期待ください。