エンプレス杯 (JpnII) 2023|特集

JpnII
第69回
エンプレス杯
2023年3月1日(水) 11R 16:30発走
川崎
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<出演>

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■人気別(過去10年)

【1番人気軸】勝率・連対率・複勝率ともに、2番人気馬以下を引き離し圧倒。

人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気 7-2-1-0 70.0% 90.0% 100.0%
2番人気 2-1-3-4 20.0% 30.0% 60.0%
3番人気 0-2-3-5 0.0% 20.0% 50.0%
4番人気 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
5番人気 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
6番人気以下 0-3-2-65 0.0% 4.3% 7.1%

■枠番別(過去10年)

【4枠注目】4年連続で馬券貢献中。隣の5枠や6枠も連に絡みやすい。

枠番 成績 勝率 連対率 複勝率
1 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
2 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
3 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
4 1-3-3-8 6.7% 26.7% 46.7%
5 5-1-0-10 31.3% 37.5% 37.5%
6 1-1-2-15 5.3% 10.5% 21.1%
7 0-3-1-16 0.0% 15.0% 20.0%
8 1-1-1-17 5.0% 10.0% 15.0%

■前走別(過去10年)

【TCK女王盃組が中心】ほかJpnI競走やJRA重賞からの転戦組も巻き返しとばかりに奮闘傾向。

前走 成績 勝率 連対率 複勝率
TCK女王盃[JpnIII] 5-5-3-24 13.5% 27.0% 35.1%
クイーン賞[JpnIII] 2-0-1-3 33.3% 33.3% 50.0%
東海テレビ杯東海S【GII】 1-0-1-1 33.3% 33.3% 66.7%
川崎記念[JpnI] 1-1-0-0 50.0% 100.0% 100.0%

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着順 馬番 馬名 性齢 タイム 人気 馬体重 騎手 調教師 前走 人気 着順
2022年 03/02 晴・良 ダ左2100m 13頭過去映像
1 4 ショウナンナデシコ 牝5 2:15.7 1 480 吉田隼 [西]須貝尚 オルフェーヴル TCK女王盃[JpnIII] 4 2
2 12 サルサディオーネ 牝8 2:16.0 2 525 矢野貴 [大]堀千亜 ゴールドアリュール 川崎記念[JpnI] 5 9
3 9 レーヌブランシュ 牝5 2:16.0 3 466 川田将 [西]橋口慎 クロフネ TCK女王盃[JpnIII] 3 4
単勝(4)210 複勝(4)100 (12)150 (9)140 枠複(4)(8)510 馬複(4)(12)550 ワイド(4)(12)240 (4)(9)240 (9)(12)440 枠単(4)(8)940 馬単(4)(12)950 三連複(4)(9)(12)890 三連単(4)(12)(9)3,570
2021年 03/04 晴・良 ダ左2100m 11頭過去映像
1 11 マルシュロレーヌ 牝5 2:14.1 1 457 川田将 [西]矢作芳 オルフェーヴル TCK女王盃[JpnIII] 1 1
2 4 サルサディオーネ 牝7 2:14.2 6 529 矢野貴 [大]堀千亜 ゴールドアリュール 報知グランプリC 1 5
3 1 マドラスチェック 牝5 2:15.4 3 502 森泰斗 [東]斉藤誠 Malibu Moon TCK女王盃[JpnIII] 2 4
単勝(11)230 複勝(11)120 (4)330 (1)150 枠複(4)(8)2,780 馬複(4)(11)2,960 ワイド(4)(11)810 (1)(11)240 (1)(4)920 枠単(8)(4)4,140 馬単(11)(4)4,020 三連複(1)(4)(11)2,790 三連単(11)(4)(1)14,920
2020年 03/05 晴・稍重 ダ左2100m 13頭過去映像
1 7 アンデスクイーン 牝6 2:16.9 1 505 ルメー [西]西園正 タートルボウル TCK女王盃[JpnIII] 2 2
2 6 ナムラメルシー 牝6 2:17.2 8 501 御神訓 [大]福田真 エンパイアメーカー 節分賞競走 7 10
3 5 パッシングスルー 牝4 2:17.6 3 488 森泰斗 [東]黒岩陽 ルーラーシップ 愛知杯【GIII】 2 7
単勝(7)260 複勝(7)130 (6)1,220 (5)180 枠複(5)(5)10,090 馬複(6)(7)12,820 ワイド(6)(7)2,710 (5)(7)330 (5)(6)4,950 枠単(5)(5)8,330 馬単(7)(6)16,640 三連複(5)(6)(7)10,770 三連単(7)(6)(5)66,490
2019年 02/27 曇・良 ダ左2100m 13頭過去映像
1 7 プリンシアコメータ 牝6 2:15.3 2 488 岩田康 [東]矢野英 スパイキュール クイーン賞[JpnIII] 1 10
2 5 ブランシェクール 牝6 2:15.7 8 507 吉原寛 [大]藤田輝 ダイワメジャー TCK女王盃[JpnIII] 4 9
3 9 ビスカリア 牝7 2:16.0 1 466 森泰斗 [西]山内研 ヴァーミリアン TCK女王盃[JpnIII] 6 1
単勝(7)380 複勝(7)150 (5)550 (9)150 枠複(4)(5)3,150 馬複(5)(7)5,690 ワイド(5)(7)1,560 (7)(9)290 (5)(9)1,130 枠単(5)(4)4,320 馬単(7)(5)8,660 三連複(5)(7)(9)4,690 三連単(7)(5)(9)33,530
2018年 02/28 曇・良 ダ左2100m 11頭過去映像
1 1 アンジュデジール 牝4 2:16.3 4 469 横山典 [西]昆貢 ディープインパクト クイーン賞[JpnIII] 2 2
2 7 プリンシアコメータ 牝5 2:16.5 1 488 岩田康 [東]矢野英 スパイキュール TCK女王盃[JpnIII] 1 6
3 3 サルサディオーネ 牝4 2:16.5 6 488 丸山元 [西]羽月友 ゴールドアリュール 東海テレビ杯東海S【GII】 12 16
単勝(1)490 複勝(1)160 (7)120 (3)420 枠複(1)(6)620 馬複(1)(7)590 ワイド(1)(7)260 (1)(3)1,770 (3)(7)1,470 枠単(1)(6)1,750 馬単(1)(7)1,700 三連複(1)(3)(7)5,580 三連単(1)(7)(3)30,930

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2.28(火)公開

「ヴァレーデラルナの巻き返しに期待」

TCK女王盃でグランブリッジに敗れたヴァレーデラルナだが、盛岡JBCレディスクラシックを勝った後一息入っていた影響があったと思われる。コンマ2秒差で悲観する内容ではなかったし、1勝クラスを勝ってから4連勝でJBCレディスクラシックを制覇するという離れ業ができたほどの素質馬。初コースを気にする馬ではなく、左回りも問題なし。今回は57キロの斤量が課題になるが巻き返しは可能だ。

グランブリッジは、3歳1勝クラスを勝って挑んだ関東オークスで、ラブパイロー、スピーディキックを破って優勝しており、コース、距離ともに2度目になるのは強味。3歳時にブリーダーズゴールドカップで古馬を破り、クイーン賞、盛岡JBCレディスクラシックでは2着に敗れたが、崩れることがない。TCK女王盃は強い内容で、川田騎手も2度目の騎乗になり癖を掴んだはず。ヴァレーデラルナとは斤量差が1キロあり連勝は十分可能だ。

TCK女王盃で4着に敗れたテリオスベルは、そこから川崎記念に連闘。さすがに上位2頭には離されてしまったが、4着に踏ん張って見せた。今回はサルサディオーネがいるので逃げられるかどうか微妙なところ。この馬は逃げ馬なのだがスタートが上手くないので、途中からハナを奪う形になる。サルサディオーネはスタートセンスが良く、ダッシュ力もあるので逃げられない可能性が高い。しかしサルサディオーネに行かせて、離れた2番手をキープすることは可能。それで我慢できれば勝ち負けになる。

サルサディオーネはこのレースを最後に引退が決まっている。このレースは4歳時から5年連続で出走し、3、7、11、2、2着の成績。今年で6年連続になるが、引退レースを優勝で飾れれば最高。中央勢は強力だが、自分の競馬をして完全燃焼してほしい。アーテルアストレアは強烈な末脚を武器にして只今2連勝中。そして4勝全てが新潟と中京競馬場ということで左回りがベスト。川崎競馬場なので左回りは望むところだが、小回り克服が課題になる。差し馬だけに終いに徹するのか、早めに動くのかそこが鍵になる。フラーレンもアーテルアストレア同様に左回りがベスト。それを考慮すればレディスプレリュードの4着というのは評価でき、あれが左回りだったらまた違った結果になっていたと思われる。素軽い先行力があり、左回りの川崎競馬場なら力を存分に発揮できるはず。

◎ヴァレーデラルナ
○グランブリッジ
▲テリオスベル
△サルサディオーネ
△アーテルアストレア
△フラーレン

(勝馬・山形宗久)

レースの見どころ

2023.2.23(木)

今年で第69回目となる「エンプレス杯(JpnII)」。過去の勝ち馬にはホクトベガ、アムールブリエ、マルシュロレーヌといった女傑たちが名を連ねています。昨年のレースはJRA所属の1番人気・ショウナンナデシコ号が最後の直線で競る2頭を内側からかわしていって待望の重賞初制覇を達成。なおこの時期としてのエンプレス杯は今回で見納め。来年2024年からは5月上旬に時期を移しての開催予定となっています。近年一層、出世レース色が強くなった本レース、ここを制してより大きな舞台に羽ばたいていくのは果たしてどの牝馬となるでしょうか。ぜひご期待ください。

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