ダートグレード競走：ジャパンダートダービー（JpnI）2019
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（楽天競馬をパワーアップ！"ポッ"イントもらっちゃおう娘「ポッ娘」） - 守永 真彩さん
（楽天競馬をパワーアップ！"ポッ"イントもらっちゃおう娘「ポッ娘」） - 井内 利彰さん（調教捜査官）
- 古谷 剛彦さん（楽天競馬スペシャルアドバイザー）
クリソベリル
所属：栗東
性齢：牡3歳
父：ゴールドアリュール
母：クリソグレーズ
調教師：音無秀孝
騎乗予定騎手：川田将雅
注目ポイント
デビューからの成績は3戦3勝と勝率100%、前走の兵庫チャンピオンシップ（Jpn2）で初重賞参戦ながら推定上がり最速の36.6秒を出し5馬身差で快勝した。 今回は世代最強決定戦の舞台となるが、兄クリソライト同様に他馬を寄せ付けない圧勝劇を演じる事が出来るのか注目が集まる。
デアフルーグ
所属：美浦
性齢：牡3歳
父：ベーカバド
母：パイクーニャン
調教師：鈴木伸尋
騎乗予定騎手：津村明秀
注目ポイント
1,800m戦で3連勝をあげたが、その後1,600mに距離短縮して挑んだマイル戦では2連敗を喫する。 しかしながら今回の舞台は大井の2,000m戦。当馬が巻き返しを図るには絶好の舞台であり、デビュー以降一貫してその手綱を握り続けている津村騎手としても期するものがあるに違いない。
デルマルーヴル
所属：美浦
性齢：牡3歳
父：パイロ
母：カリビアンロマンス
調教師：戸田博文
騎乗予定騎手：戸崎圭太
注目ポイント
昨年末は3連勝で兵庫ジュニアグランプリ（Jpn2）を制し、続く全日本2歳優駿（Jpn1）でもタイム差なしの2着と世代最強クラスの実力を披露。 前走のUAEダービー（G2）でも世界の強豪相手に4着と大健闘を見せており、帰国初戦となる今回もその走りに期待がかかる。
ロードグラディオ
所属：栗東
性齢：牡3歳
父：キングカメハメハ
母：シンメイフジ
調教師：西浦勝一
騎乗予定騎手：M.デムーロ
注目ポイント
登録したユニコーンS（G3）は除外となったものの、前走のリボン賞が古馬相手の初ダート戦。 2番手好位から推定上がり2位の36.7秒を出し1.3/4馬身差で堂々の快勝、ダートの才覚を見せ今回台風の目となるか。
ウィンターフェル
所属：船橋
性齢：牡3歳
父：ダノンバラード
母：トピカ
調教師：川島正一
騎乗予定騎手：森泰斗
注目ポイント
重賞競走未勝利ではあるが、昨年11月の門別・北海道2歳優駿（Jpn3）の2着をはじめ、羽田盃・東京ダービーでも2着・3着と安定した成績を残している。 中でも生涯初の左コースで挑んだ川崎・全日本2歳優駿（Jpn1）ではヒカリオーソ・ミューチャリーを抑え地方勢最先着を果たす。舞台となる大井は連対率80%を誇る右回りでまさに絶好の舞台。好相性コースを味方に大物食いといきたいところ。
ヒカリオーソ
所属：川崎
性齢：牡3歳
父：フリオーソ
母：ヒカリヴィグラス
調教師：岩本洋
騎乗予定騎手：山崎誠士
注目ポイント
南関東3冠クラシック第１戦の羽田盃では鼻出血のアクシデントで14着大敗も、続く第2戦では積極的な先行策で父：フリオーソが果たせなかった東京ダービーの制覇を成し遂げる。 さらなる飛躍を誓うジャパンダートダービーで親子2世代制覇を果たし、父同様に一躍全国区へと躍り出る。
ミューチャリー
所属：船橋
性齢：牡3歳
父：パイロ
母：ゴッドビラブドミー
調教師：矢野義幸
騎乗予定騎手：御神本訓史
注目ポイント
昨年12月に開催された川崎・全日本2歳優駿（Jpn1）の6着以外は全て2着以内という好成績。前走東京ダービーではヒカリオーソと共にメンバー最速タイの38.0秒の上がりをマークしての2着で力負けではない証明。地方勢随一の末脚を武器にライバルも中央勢も蹴散らして大舞台でビッグタイトル戴冠を目指す。
■人気別(2009年以降)
1番人気が4勝をあげており、勝率・連対率・複勝率全てで高くなっている。 また4番人気の馬も複勝率が60%と、気を吐いている。
| 人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 4-2-1-3 | 40.0% | 60.0% | 70.0% |
| 2番人気 | 2-2-1-4 | 22.2% | 44.4% | 55.6% |
| 3番人気 | 0-2-3-5 | 0.0% | 20.0% | 50.0% |
| 4番人気 | 2-4-0-4 | 20.0% | 60.0% | 60.0% |
| 5番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| 6番人気以下 | 1-0-3-79 | 1.2% | 1.2% | 4.8% |
■脚質別(2009年以降)
逃げた馬の複勝率が50%、先行勢の複勝率が36%と、比較的に前めで競馬ができる馬の信頼度は高いと言える。
| 脚質 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 逃げ | 1-3-1-5 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
| 先行 | 6-7-6-34 | 11.3% | 24.5% | 35.8% |
| 差し | 3-0-3-34 | 7.5% | 7.5% | 15.0% |
| 追込 | 0-0-0-29 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
■前走レース別(2009年以降)
前走、ユニコーンＳ(G3)に出走していた馬が3勝、続いて鳳雛S(OP)・東京ダービー(S1)組から2勝している、勝ち馬の前走はレースの格式問わずダート戦となっている。
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ユニコーンS | 3-3-4-16 | 11.5% | 23.1% | 38.5% |
| 鳳雛S | 2-0-0-2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| 東京ダービー | 2-1-2-25 | 6.7% | 10.0% | 16.7% |
| 昇竜S | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
| 端午S | 1-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 出石特別 | 1-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 日本ダービー | 0-2-1-2 | 0.0% | 40.0% | 60.0% |
| 兵庫CS | 0-2-1-5 | 0.0% | 25.0% | 37.5% |
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| 着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018年 07/11 晴・良 ダ右2000m 14頭過去映像 | ||||||||||||
| 1 | 1 | ルヴァンスレーヴ | 牡3 | 2:05.8 | 1 | 490 | M.デム | [東]萩原清 | シンボリクリスエス | ユニコーンS[G3] | 1 | 1 |
| 2 | 14 | オメガパフューム | 牡3 | 2:06.1 | 4 | 453 | 川田将 | [西]安田翔 | スウェプトオーヴァ | 加古川特別[1000万下] | 1 | 1 |
| 3 | 3 | グレートタイム | 牡3 | 2:06.1 | 3 | 482 | C.ルメ | [西]藤原英 | キングカメハメハ | ユニコーンS[G3] | 3 | 2 |
| 単勝(1)220 複勝(1)110 (14)170 (3)150 枠連(1)(8)1,030 馬連(1)(14)1,000 ワイド(1)(14)360 (1)(3)260 (3)(14)520 枠単(1)(8)1,550 馬単(1)(14)1,510 三連複(1)(3)(14)1,560 三連単(1)(14)(3)6,060 | ||||||||||||
| 2017年 07/12 晴・良 ダ右2000m 14頭過去映像 | ||||||||||||
| 1 | 4 | ヒガシウィルウィン | 牡3 | 2:05.8 | 5 | 459 | 本田正 | [船]佐藤賢 | サウスヴィグラス | 東京ダービー[S1] | 2 | 1 |
| 2 | 8 | サンライズソア | 牡3 | 2:05.8 | 4 | 502 | 川田将 | [西]河内洋 | シンボリクリスエス | ユニコーンS[G3] | 3 | 3 |
| 3 | 3 | タガノディグオ | 牡3 | 2:06.0 | 2 | 526 | 川島信 | [西]宮徹 | エンパイアメーカー | 兵庫チャンピオンシップ[Jpn2] | 3 | 1 |
| 単勝(4)1,020 複勝(4)250 (8)200 (3)150 枠連(3)(5)940 馬連(4)(8)3,080 ワイド(4)(8)790 (3)(4)520 (3)(8)460 枠単(3)(5)1,770 馬単(4)(8)7,500 三連複(3)(4)(8)3,050 三連単(4)(8)(3)28,450 | ||||||||||||
| 2016年 07/13 曇・良 ダ右2000m 12頭過去映像 | ||||||||||||
| 1 | 7 | キョウエイギア | 牡3 | 2:05.7 | 4 | 485 | 戸崎圭 | [西]矢作芳 | ディープスカイ | 鳳雛S[OP] | 4 | 1 |
| 2 | 13 | ケイティブレイブ | 牡3 | 2:06.6 | 3 | 495 | 武豊 | [西]目野哲 | アドマイヤマックス | 兵庫チャンピオンシップ[Jpn2] | 2 | 1 |
| 3 | 6 | ゴールドドリーム | 牡3 | 2:06.9 | 1 | 518 | 川田将 | [西]平田修 | ゴールドアリュール | ユニコーンS[G3] | 2 | 1 |
| 単勝(7)1,420 複勝(7)230 (13)170 (6)120 枠連(5)(8)540 馬連(7)(13)2,420 ワイド(7)(13)570 (6)(7)420 (6)(13)240 枠単(5)(8)1,050 馬単(7)(13)6,510 三連複(6)(7)(13)1,830 三連単(7)(13)(6)22,780 | ||||||||||||
| 2015年 07/08 雨・不良 ダ右2000m 13頭過去映像 | ||||||||||||
| 1 | 9 | ノンコノユメ | 牡3 | 2:05.6 | 2 | 448 | C.ルメ | [東]加藤征 | トワイニング | ユニコーンS[G3] | 2 | 1 |
| 2 | 6 | クロスクリーガー | 牡3 | 2:06.1 | 1 | 463 | 岩田康 | [西]庄野靖 | アドマイヤオーラ | 兵庫チャンピオンシップ[Jpn2] | 1 | 1 |
| 3 | 12 | ラッキープリンス | 牡3 | 2:07.1 | 6 | 459 | 今野忠 | [浦]小久保 | サイレントディール | 東京ダービー[S1] | 9 | 1 |
| 単勝(9)280 複勝(9)120 (6)110 (12)330 枠連(5)(6)200 馬連(6)(9)210 ワイド(6)(9)140 (9)(12)990 (6)(12)660 枠単(6)(5)450 馬単(9)(6)470 三連複(6)(9)(12)1,730 三連単(9)(6)(12)4,980 | ||||||||||||
| 2014年 07/09 雨・稍重 ダ右2000m 13頭過去映像 | ||||||||||||
| 1 | 10 | カゼノコ | 牡3 | 2:03.9 | 2 | 454 | 秋山真 | [西]野中賢 | アグネスデジタル | 鳳雛S[OP] | 2 | 1 |
| 2 | 9 | ハッピースプリント | 牡3 | 2:03.9 | 1 | 524 | 吉原寛 | [大]森下淳 | アッミラーレ | 東京ダービー[S1] | 1 | 1 |
| 3 | 8 | フィールザスマート | 牡3 | 2:04.0 | 6 | 504 | 田中勝 | [東]新開幸 | ブラックタイド | 青梅特別[1000万下] | 6 | 1 |
| 単勝(10)510 複勝(10)130 (9)100 (8)200 枠連(6)(7)320 馬連(9)(10)350 ワイド(9)(10)170 (8)(10)520 (8)(9)270 枠単(7)(6)930 馬単(10)(9)980 三連複(8)(9)(10)820 三連単(10)(9)(8)4,920 | ||||||||||||
専門紙のダートグレード競走予想
2019.7.8(月)
「父から息子に受け継がれる、語り継がれる 新時代の幕開けにクリソベリルが突き抜ける」
令和元年、３歳ダートチャンピオン決定戦にＪＲＡ、地方の強豪が出揃ったが、注目はダート３戦３勝で父、兄が当レースを勝っている良血クリソベリル。交流の兵庫 チャンピオンシップを楽勝して勇躍登場。ここまでの走りから展開を問わないし、追い切りの動きから態勢も万全で豪快に決めてくれそうだ。
逆転候補の筆頭はデルマルーヴル。同馬は２歳時に兵庫ジュニアグランプリを制して全日本２歳優駿２着。年明け２戦はヒヤシンスＳを使って３着。更にはＵＡＥダービーに挑戦して見せ場十分の４着。今回コンビを組むのは戸崎騎手だが、何ら問題はないし、別路線からの参戦は非常に興味深い。
三番手はデビューから中山のダート千八を使って３連勝。東京コースに替わって２着、前走のユニコーンＳでは７着に敗れたデアフルーグ。前哨戦で株を下げた感じだが、基本的なポテンシャルは相当高く、右回りの二千でユッタリした競馬なら巻き返しは可能とみる。 これ以下ではＪＲＡのロードグラディオ。同馬は前走が初のダート戦だったが、危なげない走りで楽勝。今回は改めてＭデムーロ騎手を配してきたし、枠順から逃げの手もあるとなれば一線級に入ってもやれそうな気配を感じる。地方勢では羽田盃を衝撃的な強さで快勝した船橋のミューチャリー。東京ダービーはスローの流れに惜しくも敗れたが、地力は相当高いので逆転のシーンに期待が持てる。あと一歩のところで勝ち星が逃げている同じく船橋のウィンターフェル、スタートが決まればＪＲＡのメスキータに大駆けの魅力。
◎クリソベリル
○デルマルーヴル
▲デアフルーグ
△ロードグラディオ
△ミューチャリー
△ウィンターフェル
△メスキータ
（ケイシュウNEWS 田島 啓行）
レースの見どころ
2019.7.4(木)
2016年生まれのダート王者が決まる、3歳馬のダート頂上決戦！ ダートグレード競走やダービーシリーズ2019で名乗りを上げた全国の優駿たちが、大井ナイターの舞台に集結します。 過去の優勝馬には、ゴールドアリュールやカネヒキリなど古馬になっても活躍した名馬たちが名を連ねます。
