九州ジュニアチャンピオン 2022｜特集

【ミヤノウッドリーが一歩抜けた存在】 　　　　　

10月2日(日)のメインは第33回 JRA認定九州ジュニアチャンピオン サラ系2歳オープン 1400ｍ 　　　　　

【ミヤノウッドリー】デビューから5戦4勝の好素材。どこからでもレースできる万能型で、馬っぷりの良さも目に付く。まだまだ強くなりそう。 　　　　　
【イチノコマチ】小倉遠征を省けば佐賀では連対10割。この馬もレースが上手で器用に立ち回れる機動力が魅力。一頭強力だが次着争い最有力候補。 　　　　　
【シゲルスコーピオン】デビュー2戦目で順当にVを決めた。初距離でもアッサリ勝ち切ったし内容も強かった。性能は高いし距離が延びると更に。 　　　　　
【モーモーレッド】涼しくなって体調は上向きだし、スタミナ強化と共に走りも一段と良化。ここも逃げに活路を開けるしすんなり流れると残り目十分。 　　　　　
【ニューホライゾン】今年の2歳馬の中で唯一ミヤノウッドリーを負かしている馬。逃げると急変するタイプだし行き切れば力的にも侮れない。 　　　　　
【ウイニングザソウル】スピードは良いもの持っているが、ここは相手強化で同型も揃っている。展開微妙だが差し競馬をうまくこなせると。 　　　　　

現時点の2歳馬ではミヤノウッドリーが一歩抜けた存在。イチノコマチが次着争い最有力とみるが、勢い感じるシゲルスコーピオン、すんなり逃げるとモーモーレッドの粘り込みも一考。ニューホライゾンも自分の立ち回りができればまだヤレていい。上積み大きいウイニングザソウルまで圏内に警戒必要。 　　　　　

(文：佐賀競馬専門紙 通信社)

昨年度は、スタートから逃げる1番人気ブルーデイジー号に、モーモーグリーン号、ムーンオブザクイン号、ユウワクスレスレ号が先団を形成。向こう正面で先団4頭が後続を突き放す展開となり、第4コーナーでは先頭を走るブルーデイジー号とムーンオブザクイン号が並んで最後の直線へ。直線でムーンオブザクイン号が外から伸び、3頭による2着争いを尻目に1分30秒8のタイムで優勝。2馬身差の2着には内から伸びたユウワクスレスレ号、アタマ差の3着はブルーデイジー号とサンヨースマイル号が同着でのゴールとなりました。同馬を管理する土井道隆調教師は4年ぶり2度目の九州ジュニアチャンピオン優勝。騎乗した川島拓騎手は、九州ジュニアチャンピオン初優勝となりました。上位2着までの馬に付与される、カペラ賞の優先出走権を勝ち取るのはどの馬になるでしょうか。ぜひご注目ください。