名古屋グランプリ (JpnII) 2021|特集
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<出演>
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(楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘) - 守永 真彩さん
(楽天競馬"ポッ"イントもらっちゃおう娘)
■人気別(2011年以降)
上位人気馬中心の流れ。1~5番人気馬を中心に組立て伏兵はあくまで3着までに抑えた馬券購入が吉のようだ。
人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 3-2-4-1 | 30.0% | 50.0% | 90.0% |
2番人気 | 3-1-2-4 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
3番人気 | 2-1-0-7 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
4番人気 | 0-4-0-6 | 0.0% | 40.0% | 40.0% |
5番人気 | 1-2-1-6 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
6番人気以下 | 1-0-3-58 | 1.6% | 1.6% | 6.5% |
■枠番別(2011年以降)
外枠(7・8枠)に次いで、内枠(1~3枠)の勝率が良い。中枠(4・6枠)は目立つ勝率が出ておらず少々割引材料か。
枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
2 | 2-1-0-6 | 22.2% | 33.3% | 33.3% |
3 | 0-3-0-7 | 0.0% | 30.0% | 30.0% |
4 | 0-0-1-9 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
5 | 1-1-2-12 | 6.3% | 12.5% | 25.0% |
6 | 0-1-1-16 | 0.0% | 5.6% | 11.1% |
7 | 4-1-3-11 | 21.1% | 26.3% | 42.1% |
8 | 2-2-2-14 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
■前走別(2011年以降)
実力が拮抗したメンバー同士による一戦ではあるが、概ね下馬評どおり重賞クラスがしっかり結果を残して配当は穏やかな傾向に。
前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
浦和記念(JpnII) | 4-1-3-12 | 20.0% | 25.0% | 40.0% |
JBCレディスクラシック(JpnI) | 2-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
チャンピオンズC(GI) | 1-3-0-1 | 20.0% | 80.0% | 80.0% |
ジャパンカップダート(GI) | 1-0-1-0 | 50.0% | 50.0% | 100.0% |
白山大賞典(JpnIII) | 1-0-0-1 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
師走S(OP) | 1-0-0-0 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
みやこS(GIII) | 0-2-1-2 | 0.0% | 40.0% | 60.0% |
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着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | タイム | 人気 | 馬体重 | 騎手 | 調教師 | 父 | 前走 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年 12/10 晴・良 ダ右2500m 12頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 10 | マスターフェンサー | 牡4 | 2:44.8 | 1 | 509 | 川田将 | [西]角田晃 | ジャスタウェイ | 白山大賞典[G3] | 1 | 1 |
2 | 6 | ロードゴラッソ | 牡5 | 2:45.2 | 2 | 470 | ルメー | [西]藤岡健 | ハーツクライ | ブラジルC | 3 | 3 |
3 | 9 | ダイシンインディー | 牡4 | 2:45.4 | 6 | 543 | 岩田康 | [東]戸田博 | ゴールドアリュール | 福島民友C | 9 | 9 |
単勝(10)140 複勝(10)100 (6)120 (9)400 枠複(5)(7)160 馬複(6)(10)200 ワイド(6)(10)140 (9)(10)660 (6)(9)1,240 馬単(10)(6)280 三連複(6)(9)(10)1,890 三連単(10)(6)(9)3,820 | ||||||||||||
2019年 12/19 曇・稍重 ダ右2500m 12頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 2 | デルマルーヴル | 牡3 | 2:42.4 | 1 | 490 | 岡部誠 | [東]戸田博 | パイロ | 浦和記念[JpnII] | 1 | 4 |
2 | 12 | アングライフェン | 牡7 | 2:42.4 | 4 | 499 | マーフ | [西]安田隆 | ステイゴールド | みやこS[GIII] | 8 | 4 |
3 | 8 | アナザートゥルース | セ5 | 2:42.7 | 2 | 485 | 大野拓 | [東]高木登 | アイルハヴアナザー | 浦和記念[JpnII] | 3 | 2 |
単勝(2)280 複勝(2)110 (12)130 (8)110 枠複(2)(8)830 馬複(2)(12)810 ワイド(2)(12)280 (2)(8)160 (8)(12)190 馬単(2)(12)1,740 三連複(2)(8)(12)550 三連単(2)(12)(8)3,860 | ||||||||||||
2018年 12/24 晴・稍重 ダ右2500m 9頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 8 | チュウワウィザード | 牡3 | 2:40.7 | 2 | 477 | 川田将 | [西]大久保 | キングカメハメハ | 師走S | 2 | 2 |
2 | 1 | ミツバ | 牡6 | 2:40.8 | 3 | 478 | 福永祐 | [西]加用正 | カネヒキリ | チャンピオンズC[GI] | 12 | 8 |
3 | 7 | グリム | 牡3 | 2:41.2 | 1 | 512 | 武 豊 | [西]野中賢 | ゼンノロブロイ | 浦和記念[JpnII] | 1 | 2 |
単勝(8)290 複勝(8)110 (1)120 (7)100 枠複(1)(8)1,130 馬複(1)(8)960 ワイド(1)(8)270 (7)(8)130 (1)(7)200 馬単(8)(1)1,500 三連複(1)(7)(8)350 三連単(8)(1)(7)4,520 | ||||||||||||
2017年 12/14 晴・良 ダ右2500m 12頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 1 | メイショウスミトモ | 牡6 | 2:43.5 | 5 | 492 | 古川吉 | [西]南井克 | ゴールドアリュール | チャンピオンズC[GI] | 15 | 14 |
2 | 2 | トップディーヴォ | 牡5 | 2:43.8 | 4 | 494 | 横山典 | [西]昆貢 | キングカメハメハ | みやこS[GIII] | - | - |
3 | 5 | カツゲキキトキト | 牡4 | 2:44.1 | 1 | 528 | 大畑雅 | [愛]錦見勇 | スパイキュール | 東海菊花賞 | 1 | 1 |
単勝(1)810 複勝(1)190 (2)160 (5)110 枠複(1)(2)2,160 馬複(1)(2)1,860 ワイド(1)(2)600 (1)(5)360 (2)(5)260 馬単(1)(2)4,270 三連複(1)(2)(5)1,270 三連単(1)(2)(5)11,170 | ||||||||||||
2016年 12/15 晴・重 ダ右2500m 12頭過去映像 | ||||||||||||
1 | 6 | アムールブリエ | 牝5 | 2:41.7 | 2 | 502 | ルメー | [西]松永幹 | Smart Strike | JBCレディスクラシック[JpnI] | 3 | 9 |
2 | 3 | ケイティブレイブ | 牡3 | 2:42.4 | 1 | 501 | 武 豊 | [西]目野哲 | アドマイヤマックス | 浦和記念[JpnII] | 1 | 1 |
3 | 12 | カツゲキキトキト | 牡3 | 2:43.5 | 7 | 510 | 大畑雅 | [愛]錦見勇 | スパイキュール | ターコイズOP | 1 | 1 |
単勝(6)280 複勝(6)110 (3)100 (12)450 枠複(3)(5)170 馬複(3)(6)180 ワイド(3)(6)130 (6)(12)1,280 (3)(12)830 馬単(6)(3)440 三連複(3)(6)(12)2,720 三連単(6)(3)(12)10,070 |
専門紙のダートグレード競走予想
2021年12月22日(水)公開
来年4月に弥富市に新競馬場が誕生するのに伴い、2500mで行われる最後の名古屋グランプリ。例年通りに中央馬が優勢なのは間違いなさそうだが、その中にダートのグレードレースを勝った馬がいない今年はやや小粒という印象は否めない。その観点で見れば、ちょっとした波乱もありそう。万感の思いを込めて見解をお伝えしたい。 ◎6番ルールソヴァール 出走馬の中で、唯一ダートのグレードレースを勝っているのが本馬で、9歳という年齢からすればピーク時のパフォーマンスは望めないというのが本当のところだろう。しかし道営に移籍後もコンスタントに駆けており、長丁場なら中央勢に一泡吹かせるシーンがあってもいいと考える。何よりも魅力なのが吉原寛人騎手の起用で、ご存知の通りミューチャリーを地方馬初のJBCクラシック優勝に導いた名手。名古屋でも地区重賞ながら幾度となくタイトルをゲットしており、今回も人馬一体の好走を期待したい。 ○8番ケイアイパープル 年齢の割にキャリアが少ないのが出世を阻んでいる印象だが、中央馬の中でダート実績が最上位と判断。1800mまでの経験しかない点がどうかも当地にはぴったりの脚質で、リーディング上位の松山騎手にスイッチしてきたあたりに勝負気配を感じる。 ▲5番ライトウォーリア 3歳時にレパードSに挑戦も12着に大敗、マーチSでは手頃と思える54キロで8着に敗れた。しかし休み明けの2走前を快勝したあたり、ここでは上位の力がある。ハナに押し出される可能性はあっても、前開催と同様の馬場状態なら押し切るシーンも十分か。 △4番ダンビュライト ダートは前走のみやこSが初めてで13着と凡走。それでもたった1走でからっきしと決めつけるのは早計だろう。クラシック戦線では善戦を続け、古馬になってからG2を2つ制した実績は、むしろここでは最右翼と言える。戦績からスタミナは豊富なはずで、前々の好位置に取りつければ粘り込みがあっていいはずだ。 ×11番ヴェルテックス このレースにはゲンのいい浦和記念からの臨戦で、その前走で先行できた点に陣営は好感触を得た様子。3走前にケイアイパープルに完敗しているぶん評価を割り引いたが、近2走が成長を裏付けるものだとしたら一気にタイトル獲得も。 ×1番ホーリーブレイズ 中央在籍時は結局オープンを勝てなかったものの、タイム差なしの3着など惜しいレースもあった。それだけに南関東に移籍後、1勝のみというのはいささか寂しい。しかしその1勝が昨年の東京記念のトライアルで、後続に2秒6差をつけての圧勝だった。近走の不振を度外視してツボにハマるのをひそかに期待して穴目に押さえておきたい。 馬券は3連単の1頭軸マルチでいきたいところだったが、相手5頭では60点になってしまう。的中の確率が下がったり、夢の大万馬券の点数は減ってしまうが、あえて8番ケイアイパープルとの2頭軸マルチをお勧めしたい。 3連単2頭軸マルチ (6)(8)→(5)(4)(11)(1) 24点 (競馬東海 鬼頭信正)
レースの見どころ
2021.12.17(金)
今年で21回目を迎える「名古屋グランプリ(JpnII)」はダートグレード競走の中で距離最長となる2,500m戦。コースを2周する長丁場だけに、道中で繰り広げられる駆け引きも注目です。昨年は1番人気に支持されたJRA所属のマスターフェンサー号が勝利。盛岡・マーキュリーカップ(JpnIII)、金沢・白山大賞典(JpnIII)に続くダートグレード競走3連勝で2020年を締めくくりました。