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ばんえい初心者講座

ばんえい競馬の予想仕方

ばんえい競馬独特のポイント

01コースは1つ、距離も一定

ばんえい競馬の場合、レースは全て一律、直線200m、途中2か所の障害(第1障害:高さ1m、第2障害:高さ1.6m)を越えるコースで行われます。

コース紹介

コース紹介

また他の競馬と異なり、ソリの後端が通過した時点がゴールです。

また、コースはセパレート(他馬のコースに入ってはいけない)になっているのも大きな特徴です。コース・距離が一定でも、競走の差別化が図れるよう、レースによってさまざまな負担重量が設定されています。

同じ200mの競馬でも、500Kg前後の軽めの重量で純粋なスピードを競ったり、最大1,000㎏の重い重量で持久力を競ったりできるわけです。

通常、重賞競走では一般(平場)戦や特別戦に比べると重い重量を積んでの競走となります。

また、異なるクラスの馬が同じレースを走る際には、クラスによってハンデが設定されます。このハンデ差や各馬の重量に対する適性を考えることが、レースを予想する際のポイントのひとつとなるでしょう。

02直線セパレートコースでも脚質がある

直線200mのばんえい競馬のレースですが、だいたい以下の3つに区切って見てみると、何となく分かりやすくなるのではないでしょうか。

3つの区切り位置

3つの区切り位置

そして、馬によっては以下のようにサラブレッドの競馬と同様「脚質」があります。

脚質の例

  • ・第2障害まで前に行けて障害も得意なんだけど、降りてからの脚が無い
  • ・第2障害の下までは他の馬よりも時間はかかるけど、障害は得意で末脚もある

「ネットばんばキンタロー」では、馬柱にその馬が上記①~③でかけた時間と到達した順番が掲載されています。 ※ネットばんばキンタローはマイページ最下部からご覧いただけます。

到着した時間と順番

到着した時間と順番

馬柱の右側欄ではそれぞれの馬について①先行力 ②障害力 ③末脚として、A~Eの5段階で評価していますので、参考にしてみましょう。

馬柱での各区切り位置での評価

馬柱での各区切り位置での評価

03天候と馬場の関係

他のレースでは馬場状態を4段階(良/稍重/重/不良)で表しますが、ばんえい競馬では馬場水分として0.0~9.9%のパーセントで表します。 ※馬場から採取した砂に含まれている水分の量

大まかな傾向としては、雨が降って水分の量が増えるとソリが滑りやすくなってタイムが速くなり、反対に馬場が乾くと滑りが悪くなってタイムが遅くなります 前日や当日それまでのレース結果やタイムに注目し、傾向を確かめてみるとよいでしょう。 なお、馬場水分量は楽天競馬の出馬表からも確認できます。

出馬表内での水分量の確認場所

出馬表内での水分量の確認場所

予想のポイント

01馬場状態を考える(軽馬場?重馬場?)

馬場の違いでレースが変わる
軽馬場
馬場水分が多くソリが滑りやすい状態

スピードが重視されます。

先に障害を降りた馬がなかなか止まらず最後まで粘りこんでしまうことが往々にしてあります。

前走までゴール前で他馬に差されていた逃げ馬が好走するチャンス到来、という観点で穴馬を狙ってみることができるかもしれません。

重馬場
馬場が乾きソリが滑りにくい状態

パワーが重視されます。

前走ではスピード不足で流れに乗れなかった馬が、重馬場になって前半のペースが落ち着くことでレースの流れに乗ることができ、第2障害で他の馬に離されずにレースができる、ということも。

馬により「軽馬場が得意」「重馬場が得意」「どんな馬場でもこなせる」などそれぞれ適性があります。馬場による巧拙を知るには専門紙の情報が役立ちます。

ネットばんばキンタローでは、馬柱の右側欄でそれぞれの 馬の軽馬場・重馬場の適性をA~Eの5段階で評価 していますので、参考にしてみましょう。

馬柱内での適性評価確認場所

馬柱内での適性評価確認場所

02負担重量を考える

10Kgの違いで走りが変わる

標準的な負担重量はクラスによって決められています。

ばんえい競馬におけるクラス分け

ばんえい競馬におけるクラス分け

負担重量は以下項目により変動します。

  • ・クラスが上がる(昇級)
  • ・季節(一般的に、4月の開幕当初は軽く、翌年3月まで開催が進むにつれ重くなっていきます)
  • ・レースの条件(通常、一般<特別<重賞と重くなります)
  • ・シーズン中の獲得賞金額(ハンデが課せられることも)

古馬の場合、一般戦でも600Kgを超える重量で毎回レースをしているわけですが、騎手に話を聞くと 「10Kg重量が増えるとかなり違いが出る」 と言います。好成績を挙げて昇級してきた馬が昇級初戦から勝ち負け出来るかどうか、見極めることが必要です。

また、特別戦では普段のレースよりも重い重量を課せられるため、同じメンバーの対戦でも、一般戦と特別戦では様子がちょっと変わってきます。

近走の成績は今ひとつでも、特別戦で道中のペースが落ち着いて追走が楽になる分、好走できるという馬も出てきます。

そして、重賞になるとさらに負担重量が増しますし、世代限定の重賞ではクラス差によるハンデもあります。もちろん軽ハンデの馬の方が有利でありますが、その馬自身が重賞の重い重量を曳いてレースができるだけの実力を持っているかどうかという見極めも必要です。

過去の戦績を遡ってチェックしてみるとよいかもしれません(楽天競馬の出走表から、各馬のデビュー以来の全成績を見ることができます)。

過去の戦績確認場所

過去の戦績確認場所

03クラスと対戦相手を考える

相手が変わればペースが変わる

ばんえい競馬のクラスは「番組賞金」(過去3年+今年度の収得賞金)によって決められます。

そして、同じクラス内でのレースの対戦相手は(重賞や特別なレース、一部の開催を除き)「今年度の収得賞金」で決められます。

つまり、勝利を重ねて賞金を稼ぐほど同クラスでもより強い相手と対戦することになりますし、なかなか賞金を稼げない馬は稼げない馬同士で対戦することになります。たとえ同じクラスでも対戦相手によって道中のペースも違ってきます。

例えば出馬表に書かれているレースの条件がB2-3であれば、このレースは「B2クラス」に格付けされている馬を本年賞金順に並べていって「3組目」になった馬同士の対戦になります。 ※一部開催では番組賞金順のことも

クラスと組の確認方法

クラスと組の確認方法

「組」の数字が小さいほど、そのクラスの中でも強い相手が集まっていると考えられます。 前走B2-3組で走った馬が今回1組に入れば対戦相手が強くなって道中のペースも早くなりますし、反対に前走3組で走った馬が今回は4組に入れば、前走よりも楽にレースを進めることができます。

また、番組賞金が一定金額を越えるごとにクラスが上がる(昇級)することになります。例えば前走B2-3のレースで勝利して昇級、今回B1-1で走るとなれば相手は一気に強くなります。前走勝利したからといって簡単に連勝が叶うとは限りません。

ネットばんばキンタローの馬柱の下には、出走馬が最近のレースで対戦した成績が掲載されています。同じレースで対戦したことのある馬同士を見比べ、上位に入っている回数が多ければその馬はメンバー内でも実力が上位であるといえるでしょう。また、他の馬との対戦が少ない馬は、下の組から上がってきた馬、あるいは上の組から下がってきた馬となります。これらの馬をどう捉えるかが予想のポイントとなるでしょう。

対戦表

対戦表

04騎手を考える

手綱さばきで動きが変わる
騎手を考える

普通の競馬では「馬:7 騎手:3」という格言がありますが。ばんえい競馬の場合、それ以上に 騎手の技量に左右されることが多い、 と言われます。

どの馬を中心にしたらよいか迷った場合には、まずはリーディング上位の騎手が騎乗する馬に注目してみるのはいかがでしょうか? ※リーディング情報はこちらで確認できます。

そして、ばんえい競馬を見る上で重要なのは騎手の乗り替わり。騎手は各々によって手綱さばきや乗り方が異なるため、「乗り替わりは馬が動く」と言われています。

特にリーディング上位騎手の乗り替わりや、減量騎手の乗り替わり。

馬と騎手の相性、騎手の利き手(馬を追う手綱が飛んで来る方向が変わるので馬が動くという俗説があります)等々。いろいろと注目してみるとよいかもしれません。

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