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【開催見解】金沢競馬 県営第11回[通算第13回]後半(9/17・19)

2017年9月16日

 2017年度・第13回の金沢競馬は前半週が終了。残すは後半週、9月17日(日)、19日(火)の2日間。

 

 17日(日)のメイン11Rは「JRA認定アイオライト賞」(2歳・1500m)

 1番 ゴクロウサマ 平瀬城久

 2番 キャッスルリゲル ☆栗原大河

 3番 ウインドエスカリエ 沖静男

 4番 シグラップエール 吉田晃浩

 5番 カトリーヌエミュー 青柳正義

 6番 シオジスター 池田敦

 7番 ブラックセドナ 葛山晃平

 8番 ケンロククィーン 中島龍也

 9番 マナレア ▲塚本弘隆

 10番 クロスアヴェニュー 藤田弘治

 11番 ロンプフェイス 桑野等

 前開催サファイア賞(1400m)からの出走馬が9頭。大いに参考となるわけだが、逃げ態勢のシオジスターに、1~2コーナーでウインドエスカリエが強引に外から交わしにかかってハナを切る競馬→オーバーペースで前が止まって後方勢のワンツー。さすがにあの競馬を踏まえると同じような展開にはならないはずで、今回は未知の1500mに距離も延びる。サファイア賞に出走していないブラックセドナ、キャッスルリゲルの出方・走りがどうかという面はあるものの、比較的落ち着いた展開になると見てもいいのでは。

 その点も踏まえてシオジスターを見直す。心身共に未完成な部分もある現状は「逃げ限定」かもしれぬが、今度は自分の競馬ができそう。中1週続きでも攻めはむしろ強化、くろゆり賞の圧勝からも能力は確か。

 前回は失速の3着ウインドエスカリエも見直しは当然。その速すぎるペースを思えば、一番強い内容とも言える。元々ハナや先行にこだわるようなタイプでもなく、追ってしっかりしているタイプ。ペースを守って運べば、どんな競馬でもできるはず。

 素質の面では負けていないブラックセドナにも注目。無理ないローテで成長を促している段階だろうが、2度目の距離と砂を被る競馬で前走キッチリ変わった辺りが非凡な能力。前進あるのみの中間気配でもある。

 直線一気を決めたロンプフェイスも決してフロック視はできない。まだ心身共に伸びしろを残しているくらい。斤量1キロ増や1500mが問題なければ展開一つ。

 穴はクロスアヴェニュー。ハナを切れなかった前走は1コーナーで外に膨れるなど若さを見せた大敗。そういった経験を糧にできれば一変しても不思議ない好素材。

 

 19日(火)のメイン(11R予定)は「唐戸山神事相撲賞」(A1特選・1500m)

 トウショウプライド、オイヌサマ、タツミリュウ、メイカーズムービー、スガノランバダ、ショウナンバスター、マイネルリボーン、ヒカルカミヒコーキ、ナリタノヘア、が出走予定(グルームアイランド、メイジン、ミスアバンセは回避予定)。前3走の収得賞金上位馬を集めた「特別編成」の特選で、1着賞金は普段の1.5倍(150万円)となっている。

 トウショウプライドがここに出てくるなら当然中心。今季は百万石賞で悲願の重賞制覇を成し遂げたが、以前から1500~1700mのA1ではほぼ崩れない馬でもある。夏休み明けの前走・イヌワシ賞はグルームアイランドにハナを叩かれ、展開的にも苦しかった6着。苦手の暑さも心配ない時季になっており、順調に中1週で使えるここは結果を出せるはず。

 長距離向きのマイネルリボーンは少し距離不足だが、タツミリュウ、オイヌサマ、スガノランバダらの逃げ争いでペースが落ち着くことはなさそう。それなら差し込めていい。

 タツミリュウとオイヌサマは逃げ争い次第の面はあるが、行き切れた方は粘り込みそう。

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

 

 

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