【開催見解】第15回園田競馬前半(10/18~20)

姫山菊花賞は好位、内に付けたエイシンニシパが着差以上に強い競馬を演じた。まさに2着続きの鬱憤を晴らしたかのようなレース、好騎乗がアシストしたとは言えほとんど完璧なレースだった、おめでとう。(2)着にはサウスウインド、逃げたタガノトリオンフを交わしたときにはこのままゴールかと思われたが、一瞬にしてニシパに…。しかし、2走目でキッチリ軌道修正してきたのだからこの馬も立派立派。そして(3)着にはニシパが通ったコースを背後から付いてきたミッレミリア。やはり道中、内回りになった時は走る。残念だったのはマイタイザン、一瞬横を向いた途端にゲートが開いて痛恨のダッシュ付かず、勝負どころで差を詰めるも結局は自分のスタイルに持ち込めなかった ことが最後まで響いた。

 

 サテ4月末からスタートした2017その金ナイターもいよいよ最終週、ここを見逃すと半年近く見ることはできませんので20日は是非とも本場まで。

そんなワケで今週は18~20日(水、木、金曜)の3日間開催で期間中のメインは20日のA1級1400m戦、人気の中心は4連勝中のレイズオブザサン、逃げ差し自在のレース運びはまだまだ奥がある。初めてのA1級でも一線級が不在となれば勢いで突破の可能性十分。ベルサリエーレは大山Jへ乗り替わり予定、状態は更に良化だし、ここらで本来の強さが蘇ってきそうな感じがするが…。サンライズマーチは叩き3走目、(4)(6)着でも道中の反応は良化中、ソロソロか。ビッグリバティも前走(2)着が好内容、この中間もシッカリ乗り込んだだけに 再度の連入も十分か。

 

 19日はA2級の1400m戦がメイン。前走初めてのA2級でも(2)着に突っ込んだイルティモーネは目下絶好調と言ってもいいだろう。内枠が唯一のカギではあるが、まず連は外さない。逆転候補は脚質に幅が出てきたウインピアチェーレ、前走前が詰まる不利があったユウキエナージー。伏兵候補に久々ながらも追い切り動いたアルカナ、距離が若干長い気もしないではないが、流れさえ向けば…。

 

 18日はB1級の1870m戦がメイン。

2連勝中コパノハミルトンに逆らうことはできないだけにここは単純に(2)着探し。筆頭がこれまた2連勝中のキルタンサスだが、3走前にはハミルトンとの追い比べに敗れた。既に勝負付けは済んだ感じがしてならない。スターレーンは関東オークス以来 4カ月ぶり、当時は遠征疲れがあったが、休養で心身ともリフレッシュ。ポン使いも利く気性だろう。デルマオカルは前走(3)着が好内容、大山Jとの降級も合う。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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