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【開催見解】第13回佐賀競馬(10/21~28 重賞:西日本ダービー、韓国岳賞)

2017年10月20日

 第13回佐賀競馬は10月21日(土)22日(日)26日(木)28日(土)の4日間で行います。

 

注目のレース【2日目】10月22日(日)

 西日本地区6県交流 楽天競馬協賛 第2回西日本ダービー(S1) サラ系3歳 所属場デビュー馬限定 2000m

 【フリビオン】高知18戦14勝の大器。高知優駿では直線向いてからの伸びが違っていたし、力の差を見せつけての圧勝。前走でも古馬OP馬相手に快勝。能力高い。

 【ブレイヴコール】兵庫ダービー馬。ダービーは先手を奪っての押し切りだったが、前走は好位に控えて0.1秒差まで詰めた。あの競馬が出来ると頼もしい。互角か。

 【ムーンファースト】金沢代表でMRO金賞では(東海・近畿交流)強豪相手に逃げ切るパワー。自在に動けるところも頼もしいし、今回は吉原騎手で勝負に出る。

 【オヒナサマ】地元佐賀の筆頭馬。牝馬ながら好馬体に恵まれ、九州ダービーでも勝ち馬スーパーマックスに詰め寄った。態勢は万全で地元の利を生かしたい。

 【グレイトデピュティ】笠松代表でMRO金賞ではムーンファースト相手に3着。自慢のスピードで流れに乗れば佐賀の馬場が味方する。ここでも軽視禁物。

 フリビオンとブレイヴコールの対決になりそう。

 

【1日目】10月21日(土)

 紅葉特別 サラ系3歳以上 B-1組 1750m

 

 10月21日(土)のメインは紅葉特別。Bクラスメンバー。1750m。11頭立て。

 【スラッシュ】本来の走りが出来たし、状態さえ戻れば勝ち負け出来る力量馬。一変しての外枠だが、ここだと位置取りも可能。崩れは考え難い。佐賀10勝目飾る。

 【テイエムダンシング】この中間は併走でハードに鍛えた。2番手迄の位置が取れると走りも変わって来そう。まだやれる素材の馬だと思えるし、変わり身期待。

 【テイエムトッピモン】堅実に脚を使ってくるタイプで、このクラスでも実績ある。状態も徐々に上向いている様子だし、本来の走りが戻れば絡みも十分。上位評価。

 【コウザンヒキリ】意欲的な乗り込みからも、好調キープの印象。2走前の走りだと好勝負に持ち込めるし、後は流れ一つだ。追い込みタイプで展開一つだろう。

 【ブラボーリリック】これと言った先行馬不在で、先手も可能なメンバー構成。逃げだけじゃないが、前走のように2番手の位置だとパワーアップする。要注意馬。

 

【2日目】10月22日(日)

 コスモス特別 サラ系3歳以上 B-2組 1400m

 JRA認定アルタイル特別 サラ系2歳 2歳-1組 1750m

 西日本地区6県交流 楽天競馬協賛 第2回西日本ダービー(S1) サラ系3歳 所属場デビュー馬限定 2000m

 

 10月22日(日)の準メインはコスモス特別B-2組。1400m短距離戦。10頭立て。

 【ジャズコンボ】約3ヶ月半の休養明けを動けたのは流石。状態は更に上向くが、今度は57kとハンデ背負う。状態さえ万全だと問題ないだろう。佐賀9勝目狙う。

 【テイエムソッキュウ】佐賀移籍後は2戦目。前走は先手を奪ったぶんマークも厳しくなったが、今度は外枠だけにマークする形となる。好位追走から迫って来る。

 【リンノメサイア】底力があるだけに崩れないが、なかなか抜け出しまでに至らない。脚質的なものもあるが、前が速くなるとチャンスは十分。今度も追い込む。

 【テイエムサンピラー】スピード馬も揃って位置取りはカギとなる。理想は前走のように2番手迄の流れ。好位で脚を溜める競馬が出来ると差はないだろう。

 【ダンツプロシード】前走は後方から差して2着に食い込んだ。この距離だと何処からでも動ける様子。相手も揃うが、得意の距離だと上位の走りは出来るはず。

 

【3日目】10月26日(木)

 季秋特選 サラ系4歳以上 C2-1組 1400m

 長崎街道佐賀宿特選 サラ系3歳以上 C1-2組 1800m

 小岱山特別 サラ系3歳以上 A1・A2・B 1400m

 

 10月26日(木)のメインは小岱山特別。A1・A2・Bメンバー。1400m。9頭立て。

 【キングプライド】夏の充電期間を経て、秋始動するのは例年のパターン。2015栄城賞ダービーの勝ち馬で、今シーズンも3連勝としているように、存在感は大きい。短中距離で活躍しており、柔軟性も高い。休養明けだが、底力で圧倒するだろう。

 【ダンシング】出走取消後を3.1着として完全復活をアピールした。歴戦の強者を相手にも力強く抜け出しており、勢いは増すばかり。地力強化とともに、更なる成長が考えられる。好勝負に持ち込めそうだ。

 【キョウワカイザー】九州大賞典の長丁場の激闘の末に、イッセイイチダイとの対決をクビ差制した。S1競走の常連で、中長距離路線で大活躍。佐賀1400m戦でも10勝2着5回として連対率7割超え。激闘のあとだけに出走微妙も、出てくれば当然ながら主役。

 【ニシノファイター】前走はブリンカーを装備しての出走。効果もあったようで、行きっぷりも上々。スピード上位だけに、展開は有利に進めれそう。陣営も1400m戦に色気を持っており、前進する可能性が高そうだ。

 【コスモアモル】りんどう特別B-2組ではマイペースの展開に持ち込んで、強豪馬らを撃破。好馬体の持ち主で、大井コースで連勝したパワーを見せつけた。上り調子にあるようなので、実績馬らを相手に、ここは試金石となる。

 実績馬キングプライドは叩き良化型だが、ここは底力で勝る。ダンシングやニシノファイターも続く。キョウワカイザーの出走次第では勢力図が大きく変わる。コスモアモルもマイペースなら面白みがある。

 

【4日目】10月28日(土)

 オパール特選 サラ系3歳以上 C1-1組 1400m

 SAGAジョッキーズカップ サラ系4歳以上 C2-2組 1750m

 第5回韓国岳賞(S2) サラ系3歳以上OP 1800m

 

 10月28日(土)のメインは韓国岳賞(S2)。サラ系3歳以上OP。1800m。11頭立て。

 【スーパーマックス】2017年3歳クラシック2冠馬。本調子とは言えない中での最終章ロータスクラウンで後続を突き放すパフォーマンス。特に3走前の大分川賞では6年振りに1800mレコードを更新するなどの大活躍。過去の名馬にも肩を並べるほどに成長している。

 【デリッツァリモーネ】前走五ヶ瀬川賞(S2)では格下の存在ながらも、実績馬を蹴散らす大楽勝。過去にはダービー馬ワンアンドオンリーを負かした戦歴とJRA1600万下駆けした能力。佐賀コースでは12戦全てパーフェクト戦績。別定戦なので54kgで臨めるのも有利。

 【バンブーリバプール】昨年の九州オールカマー(佐賀記念ステップレース)を勝ち上がって、門別オープンを2勝。今シーズンで9歳を迎えるが、3.1着と力の衰えは微塵もない。先の能検でも押さえきれない手応えで楽走。休養明けで幾分テンションが高い程度で好仕上がりだった。

 【アクロマティック】2016名古屋大賞典JpnIII 5着。他にも地方全国交流重賞戦線で数々のタイトルを獲得。園田オープンで連勝の実績もある。最近では着外が続いているが、マイル~中距離では数少ない出走数で高連対率をマークしており、高い距離適性を示している。

 【コスモポッポ】勝ち星量産とまではいかないが、常に一線級馬を相手に僅差している。好調さも一つの要因であるが、強力馬にも怯まない力強い走りで、抜群の安定感は信頼できる。好位・差しと変幻自在に動く万能タイプ。

 【キットピーク】転入初戦で3着は、2着馬コスモポッポとは小差であった。ジワジワと息の長い末脚を使うタイプのようで、スタミナ消耗戦などには滅法強そうだ。2014年戸塚記念の勝ち馬である。中距離戦には非常に高い適性がある。

 【コスモガラサ】休み明けとは言え、目標としていた九州大賞典で3着と活躍した。

 九州大賞典5着【バイタルフォルム】6着【コスモスイング】も参戦を表明している。

 様々な路線から有力馬が集結していて多彩なメンバー構成となっており、小波乱の様相。特に注目はスーパーマックス対デリッツァリモーネ。他にも新勢力バンブーリバプールやアクロマティックの実績馬が加わり、コスモポッポ・キットピーク・コスモガラサの反撃も期待される。

 

(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

 

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