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【開催見解】第14回大井競馬(11/13~11/17 重賞:マイルグランプリ)

2017年11月12日

 今回の大井競馬トゥインクルレースは11月13日(月)から17日(金)まで5日間開催。15日(水)に第24回マイルグランプリが行われます。

 

 初日のメインはプロキオン賞がB1二組、B2一組、距離1600メートルで行われます。JBCに沸いた開催から中1週だけに頭数は多くありませんが、実力伯仲した組み合わせになりました。キレのある末脚に定評があるザンブローネ、マイル適性の高いビリーバローズが主力候補。これに近走の時計が安定している先行タイプのワカチナ、船橋の遠征馬ゴッドフュージョンも相手なりだけに初コースでも魅力があります。追い込み一辺倒のエイコースナイパーは展開次第。ツオイガナは距離がカギになるので逃げがベストでしょう。

 

 2日目のメインレースはスポーツニッポン賞がA2下の選抜、距離2000メートルで行われます。このクラスの長距離は滅多にないので、やはり適性がポイントになってきます。ここまで長目の距離に実績があるのはサンドプラチナ。相手関係は上がりましたが、少頭数の一戦だけに差はないでしょう。船橋のヤンキーソヴリンは勝ち切れない競馬が続きますが、終いは渋太いタイプだけにこの舞台は魅力。JRAでは中距離路線のアサクサスターズが緒戦の1400メートルから距離が延びて巻き返しを狙います。

 

 3日目のメインレースは第24回マイルグランプリ(S2)が3歳以上のオープンで行われます。歴戦の兵が揃いましたが、注目は地元の二枚看板トロヴァオとケイアイレオーネ。先ずはトロヴァオですが、2歳時にハイセイコー記念、3歳時にダービーグランプリを勝った期待馬。休み休みの出走になりますが、前哨戦を楽勝して古馬のタイトルに挑みます。一方のケイアイレオーネはお馴染みの重賞ホルダー。短距離から長距離まで安定したレースな内容は南関東のオープンのお手本。夏のスパーキングサマーカップを制して7歳でも進化しています。このラインに割って入るのは、追い込み強烈なコンドルダンス、実績馬のセイスコーピオンあたりになるでしょう。

 

 4日目のメインレースはノベンバー賞がA2一組、B1一組、距離1200メートルで行われます。ここは地元のプリサイスキングを見直しましょう。JBCスプリントはさすがに相手が強かったですが、大きく負けなかったのは収穫。安定した取り口には定評があるので、ここは巻き返しが期待できます。9月にプリサイスキングを負かしたのがキタサンウンゲツ。続く準オープン戦で連勝はなりませんでしたが、力量的には互角の存在。別路線で注目はミッドイェルバハ。これまでマイルを中心に走ってきましたが、当距離にも持ち時計があり、展開がハマれば上位争いが可能です。

 

 5日目のメインレースはアルデバラン賞がB2三組、B3一組、距離2000メートルで行われます。距離が明暗を分けそうですが、ここは休み明けでもステイサウンドに注目。地元だけで11勝している実績馬。これからの季節がいいタイプで長丁場で持ち味が生きそう。追い込み強烈なデュアルフレイム、ナリチュウドラゴン、相手関係は強化しましたが、現在は3連勝中のドリームフォーが抜群の決め手を誇るだけに当距離でどんなパフォーマンスを演じてくれるのか注目できます。

(出走予定馬は11月10日現在)

 

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 

ケイシュウ

 

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