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【開催見解】第10回川崎競馬(12/11~15 重賞:全日本2歳優駿[JpnI])

2017年12月10日

 今回の川崎競馬スパーキングナイターは12月11日(月)から15日(金)まで5日間開催。13日(水)に指定交流、第68回全日本2歳優駿が行われます。

 

 初日のメインレースは大和賞がB2二組、距離1,500メートルで行われます。冬の出馬ラッシュで激戦になりましたが、地元勢では当距離に持ち時計のあるエルブルース、ビッグスターの両先行タイプに差し脚堅実なピットブルが前回2着からの上乗せを狙います。ドリームエルダーは勝ち味に遅いタイプですが、前走3着と昇り調子だけに注目の1頭。ヴィグシュテラウスは逃げ先行から脚質に幅を増しているので、得意の距離なら上位争いが可能でしょう。

 

 2日目のメインレースは準重賞の東京スポーツ杯がA2下の距離2,000メートルで行われます。ここは現在、川崎の準オープンを3連勝している船橋のエスケイアリュールが一歩リード。元々が川崎を得意にしていましたが、完全本格化。距離も2着があるのでここは譲れません。地元のガヤルドは転入緒戦のオープンでこの距離5着。前走は大井のB級を走って2着と変わり身を見せました。長丁場の経験は豊富なのでここも面白い1頭でしょう。船橋の3歳馬キャッスルクラウンは10月の川崎オープンで2,000メートルを2着。続く浦和では後手を踏んで4着に敗れましたが、戸塚記念3着もあり見直しが必要でしょう。この他では距離適性から船橋のキングニミッツが上位を争います。

 

 3日目のメインレースは2歳ダート王決定戦、目指せケンタッキー、指定交流の第68回全日本2歳優駿が距離1,600メートルで行われます。豪華メンバーが揃いましたが、JRAからは北海道2歳優駿を制したドンフォルティス、兵庫ジュニアグランプリの覇者ハヤブサマカオー、京都でレコード勝ちのビッグスモーキー、東京でレコード勝ちのルヴァンスレーヴにダート2戦2勝のダークリパルサー。道営からは栄冠賞の勝ち馬サザンヴィグラス、兵庫ジュニアグランプリ3着ソイカウボーイ、栄冠賞2着ハッピーグリン、水沢の南部駒賞を勝ったダモンデ。迎え撃つ南関東勢では鎌倉記念の覇者リコーワルサー、ハイセイコー記念を勝ったハセノパイロ。素質馬が勢揃いしてハイレベルの争いになりました。

 

 4日目のメインレースは湯河原梅林「梅の宴」特別2017がB3一組、距離1,600メートルで行われます。ここは安定感抜群の地元アルゴノート、前走の浦和を勝ち上がって復活ムードのジーケーワン、快速馬のドリームスピード、終いは切れるレジェンドセプターの地元勢に遠征馬では引き続き川崎狙いの船橋トーアチチカカ、転入緒戦を勝ったマッジョネラがエントリー。力の拮抗した組み合わせで混戦ムードと言えます。

 

 最終日のメインレースは川崎読売会記念がB3三組、距離1,500メートルで行われます。地元馬が少ない組み合わせですが、3歳馬のプレミアムゲームは馬格のある素質馬でこのメンバーでも注目の1頭。追い込み強烈な個性派ヤマニンバリトン、相手なりの渋太さが持ち味であるディーエスノーブルが上位を形成。遠征馬は抽選対象が多くフルゲートは確実。どこからでも狙える一戦と言えます。

 

(出走予定馬は12月9日現在)

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 

 

ケイシュウ

 

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