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【開催見解】第20回佐賀競馬(2/3~12 重賞:如月賞、背振山賞、佐賀記念[JpnIII]、唐津湾賞)

2018年2月2日

第20回佐賀競馬は2月3日(土)4日(日)6日(火)11日(祝日)12日(休月)の5日間で行います。

 

注目のレース【1日目】2月3日(土)
2月3日(土)のメインは第5回 如月賞(S2)。オープン。1750m。11頭立て。
【キタサンシリーズ】OP挑戦でも上位の走りが出来ている力量だが、このクラスは57kのハンデが影響しているのか。それでも崩れないし、末脚はシッカリ。
【ロードエスペランサ】前走は外枠で位置取りも出来たが、決め手勝負での見劣りは感じた。2走前のように強引なレースが合っている。2番手の展開が理想。
【コウザンヒキリ】前走でB特別3勝目を飾った。積極的な競馬で向正面では2番手の位置。あの走りが出来ると更に勝ち星も増える。脚を溜めても最後は力強い。
【ウインヴォルケーノ】前走は前に行った分で最後は伸びなかった。2走前が末脚も鋭く2着に追い込んだし、この距離だと脚を溜める競馬が合う。力の差はない。
【サンマルドライヴ】移籍後は1,4着。流石に特別となるとメンバーも揃って楽には勝てない。それでも4着には食い込んだし、展開次第では前走以上も可能。
主軸はキタサンシリーズ。対抗勢力はロードエスペランサ、コウザンヒキリ、ウインヴォルケーノ。伏兵サンマルドライヴも浮上する。

 

【1日目】2月3日(土)
ウィンタースター特選 サラ系3歳 3歳-2組 1400m
第5回 如月賞(S2) サラ系3歳以上 オープン 1750m 

2月3日(土)の準メインはウィンタースター特選。3歳-2組。1400m。12頭立て。
【モンスターエマ】移籍後はまだ勝てていないが、走りは確実に良くなっている。距離が1400mに戻るのもプラス。先手も取れる枠。チャンスだけに期待も十分。
【トゥモローズアイ】移籍初戦で初勝利を飾った。2戦目も力強い末脚だったが、惜しくも届かず2着。力は見せているし、2組戦でも力の見劣りはない。好勝負。
【キナコ】佐賀デビュー馬で、まだ未勝利だが、2着は4回あるほどだし、2組戦でも大きな見劣りはない。只、前走が馬体が減っており、その辺りは気掛かり。
【アソボー】移籍後は4戦1勝。3着を外してないのは評価できるし、前走は900m戦でも反応していた。あの脚からも、力つけていると思える。あとはスタート。
【ジャストゴー】この中間は速いところを2本追い切った。これだけ鍛えれば走りも変わって来るだろう。門別1勝馬で底力はある。変わり身に期待したい。
主軸はモンスターエマ。対抗勢力はトゥモローズアイ、キナコ、アソボー。伏兵ジャストゴー。主力組が有力視されている。

 

【2日目】2月4日(日)
梅花特別 サラ系3歳以上 B-2組 900m
第5回 背振山賞(S2) サラ系3歳 3歳オープン 1750m

2月4日(日)のメインは第5回 背振山賞(S2)。3歳オープン。1750m。10頭立て。
【ベルセルク】前走は勝ち馬が強すぎたが、この馬の力は出し切れたし、時計も安定している。理想は逃げ・2番手の展開。自分のペースで行けると更に力増す。
【ライトストーリー】距離の適性も見せたし、あの末脚が使えればここでも上位の走り出来そうだ。乗り込みは出来ているし、ひと息入れてリフレッシュ出来た。
【アサヒキリ】移籍後は1,6着。前走は初距離だったが、走りは悪くなかった。距離2戦目は更に動きそう。枠が少しでも外になったのもプラス。差を詰める。
【シアワセクル】佐賀で2勝を挙げた。この距離でも崩れてないし、末脚も見せている。この距離は脚を溜める競馬が合っている様子。勝負処で一気に動きたい。
【ニッポンタイショウ】前走は大きく馬体が減っていた。体さえ戻れば力で上位の馬だし、ベルセルクを負かした末脚。徐々に上向いて来るだろう。底力注意。
主軸はベルセルク。対抗勢力はライトストーリー、アサヒキリ、シアワセクル。伏兵ニッポンタイショウの動きが前回以上に良くなっている。

 

【3日目】2月6日(火)
JRA交流グリーンカップ サラ系3歳 3歳 1400m
節分特選 サラ系4歳以上 C2-1組 1400m
農林水産大臣賞典 第45回 佐賀記念(JpnIII) サラ系4歳以上 オープン 2000m
競馬モール株式会社協賛 楽天競馬賞 サラ系3歳以上 C1-2組 1400m

2月6日(火)のメインは農林水産大臣賞典 第45回 佐賀記念(JpnIII)。オープン。2000m。12頭。
【ルールソヴァール】阪神コースのベテルギウスSで1分52秒0の好タイムで快勝。重賞未勝利馬でありながら、すでに全兄サウンドトゥルー(チャンピオンズC、東京大賞典、JBCクラシック)を彷彿とさせるポテンシャル。
【トップディーヴォ】名古屋グランプリでは小差2着と好戦。道中は折り合いに専念して、勝負処では脚色優勢で押し切ろうかと言う走り。昨年2月北山Sでは、後のチャンピオンズ2着馬テイエムジンソクを破った程の実力。
【マイネルバサラ】ベテルギウスSの4着馬で、前々走の浦和記念JpnIIでは後続を6馬身千切る圧勝劇で、初タイトルを手にしている。昨年は勝ち星を4勝と量産中。本格化している今の勢いならばと、当然、期待が膨らむ。
【クリノスターオー】過去5年では勝ち馬が出ていない名古屋グランプリからのローテーションだが、佐賀記念2着馬2頭と3着馬2頭を輩出している相性の良さ。特にスピード能力に優れており、快速を生かした一人旅に期待。
【フリビオン】48回を数える高知県知事賞を高知デビュー馬が制するのは高知競馬史上初の快挙。高知3冠目に王手を掛けるも、黒潮菊花賞を蹴って、新設された西日本ダービー制覇。変則3冠を達成するなど、話題の絶えない高知最強馬。
【キョウワカイザー】33回を数える佐賀グランプリ中島記念で、史上初の3連覇をする金字塔を成し遂げた歴史的名馬である。前走は2着惜敗も、連対記録を伸ばし続けている近況ぶり。昨年の佐賀記念では5着と奮闘した。
今年で45回の歴史を迎える佐賀記念JpnIII。主軸はルールソヴァールだろう。対抗勢力はトップディーヴォ、マイネルバサラ、クリノスターオー。台頭する地方勢ではフリビオン、キョウワカイザー。

 

【4日目】2月11日(祝日)
オリオン座特選 サラ系4歳以上 C2-2組 1750m
第6回 唐津湾賞(S2) サラ系3歳以上 オープン 1400m

2月11日(日)のメインは唐津湾賞(S2)。オープン。1400m。10頭立て。
【ワットロンクン】前走は水沢コースで強力馬タイセイファントムを相手にクビ差と粘った。ここは能力比較で1枚抜けている。
【コウギョウダグラス】前走は雷山賞で2着馬キングジャガーを上がり最速でクビ差にまで急接近していた。好調持続する。
【テイケイネクサス】目下2連勝中の勢いで、オープンへと挑戦してきた。時計での見劣りなく、通用のレベルにあるダークホース。
【タガノリバレンス】前々回と違って、攻め強化して挑んだ前走では、勝負処では見所たっぷりの走りだった。復調気配を示す。
【アウヤンテプイ】前走は激しく折り合いも欠いており、失速も仕方ないが、単調なワンペースで行けないとモロい一面。
主軸はワットロンクンが担いそうだ。対抗勢力にはコウギョウダグラス、テイケイネクサス、タガノリバレンスが浮上。伏兵アウヤンテプイ。

 

【5日目】2月12日(休月)
アメジスト特選 サラ系3歳以上 C1-1組 1800m

2月12日(休月)のメインはアメジスト特選。C1-1組。1800m。12頭立て。
【ポーラーブレイズ】1800mという距離は生涯初挑戦である。破竹の7連勝を達成して、佐賀コース無敗の好成績。とてつもないポテンシャル。
【トキノアイチャン】佐賀コースは1400~1800m戦で活躍して、5戦のうち3着を外したのは1度だけ。レースの幅を広げて躍進。
【ヴィグランドイチロ】スタートが速くないので、脚を溜めて、勝負処でロングスパートが目立つ。上がりは常に優秀で、上位争いの常連。
【イザシュツジン】連勝こそストップしてしまうが、先行争い激化の影響なのか、終いが甘くなった。唯一、先行グループで粘ったのは高評価。
【ケンシスピリット】昨年5月以降は掲示板を外さない手堅い走り。前走は3着争いから3馬身退くも、大差はない。もう一歩の決め手が課題。
主軸はポーラーブレイズだろう。対抗勢力にはトキノアイチャン、ヴィグランドイチロ、イザシュツジンが浮上。伏兵ケンシスピリット。

 

 

(文:全国公営競馬専門紙協会 田中宏信)

 

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