【開催見解】第24回ばんえい十勝(2/17~26 重賞:チャンピオンカップ)
第24回ばんえい十勝
第39回チャンピオンカップ(BG2) 4歳以上選抜別定 2月25日10R
出走予定馬
○オレノココロ (820キロ)
○キサラキク (800キロ)
○コウシュハウンカイ (850キロ)
○コウシュハサマー (760キロ)
○センゴクエース (820キロ)
○ナカゼンガキタ (760キロ)
○ニュータカラコマ (830キロ)
○マルミゴウカイ (820キロ)
○ミノルシャープ (780キロ)
○メジロゴーリキ (810キロ)
【解説】今季重賞を勝った馬たちによる一戦。最大のハンデ差は90キロあり、このハンデ差も勝敗を大きく左右されそう。本命にはオレノココロを指名。16、17年度の勝ち馬で当時はハンデを背負ってのV。今季はこれまでらしさが見られないほうが多いが、昨年度の年度代表馬が上より30キロ軽い820キロなら負けるわけにはいかないだろう。ここ2戦は課題の障害を重点の内容で立て直しを図ったし、3度目の頂点へ。相手筆頭はセンゴクエース。今季はドリームエイジCで古馬重賞初制覇。一線級での経験値も上がり今では欠かせない存在までに成長。820キロは未知の領域ではあるが地力強化に一票。過去には軽量の勝ち馬も確かにいるが、やはり出走の若馬は初めての荷物は応えるだろう。実績面を重視してニュータカラコマ、キサラキクあたりは上位の評価を。今季重賞3勝のコウシュハウンカイはさすがにこのハンデ差で勝ち切るまでは厳しいだろう。連下の評価まで。
ウィナーズカップ 4歳以上選抜別定 2月18日10R
出走予定馬
○アサヒリュウセイ (780キロ)
○カンシャノココロ (780キロ)
○キンメダル (770キロ)
○サクラリュウ (780キロ)
○シンザンボーイ (780キロ)
○セイコークイン (760キロ)
○トレジャーハンター (780キロ)
○フジダイビクトリー (790キロ)
○ホクショウユウキ (780キロ)
【解説】ハンデ差はいくらかあるが、一線級で活躍している馬にとっては恵まれた一戦。実績重視で考えていきたい。主役は勿論、フジダイビクトリー。このところ障害に対してやや不安は残っているが、連続して崩れたことはなく、前走からの修正は可能である。能力的にも負けられない相手であり、改めて期待をしたい。相手筆頭はサクラリュウ。連続して障害で手間取ったものの前走は修正でき、一線級での初勝利。フジダイビクトリーとのハンデ差も10キロあり、連勝期待も高まる。単穴にはホクショウユウキ。一線級返り咲きとなった前走だったが、積極的に攻めて2着と好走。もともとは重賞勝ちの実績もあり、能力的にもの差はほぼない。デキも引き続き良く、ここも差のない競馬へ。その他では好調馬も多いが、勢いのあるカンシャノココロ、そろそろ慣れが見込めるアサヒリュウセイあたりか。
競馬ブック 定政 紀宏