【開催見解】第20回笠松競馬(2/20~23)

2018年2月19日

 第20回笠松競馬「梅花シリーズ」は2月20日(火)~23日(金)までの4日間開催。順に各日のメインを紹介していきたい。

 

 まず初日はB-1組「トサミズキ特別」。1400mで施行されるとあって、陣営のトーンが上がっているのがハヤブサゲッツ。転入後はこの距離で2戦2勝。ケタ違いのスピードで逃げ切っており、1400mなら特別でも勝ち負けの期待は高い。逆転筆頭はこれと同厩のマラカイトスター。叩き3走目と順調に良化しているし、脚質に幅があるので大崩れすることは考えにくい。3番手以降は混戦だが、外枠からすんなり流れに乗れそうなセンザンルビー、決め手勝負になった時のペガサスバローズやメテオーラビアンカもそれぞれ長打を秘めている。

 

 2日目はA-3組・中央500万条件の交流「春寒特別」。いつも通り中央優位のスタンスで間違いないが、中でも注目はエピューレとルイ。それぞれ中央でハナに行くスピードがあり、小回りの1400mはいかにも合いそう。ただ、それなりにテンが速くなりそうで、この直後に控えるソニックセンスやウインフェルベールに流れが向く可能性も。地元期待はベルボームだが、同型がそろっており、位置取りがカギになりそう。

 

 3日目は「C級チャンピオン」。好調馬がそろって見応え十分の一戦となったが、前走の勝ちっぷりが良かったのはセイソ。決め手に磨きがかかった印象で、前走の上がりは37秒4。走破時計も優秀だし、再度あの脚が使えればここでも楽しみ。対するスムーズジャズは逃げ脚好調。非凡なスピードが魅力で、逃げれば(4000)。出てくれば当然有力だろう。他には豪快な決め手を有しているアイアンブルー、ストーミーワンダーも展開ひとつ。1600mなら脚を余す心配もなく、勝ち負け必至と思われる。太めを叩かれたコスモヴェッキオが人気の盲点で穴党にはお奨めだ。

 

 4日目はA-1組・B級以上オープンの「東海クラウン」。前走、初重賞制覇を成し遂げたハタノリヴィールが堂々の主役。陣営が語る通りどこからでも競馬ができる自在性が最大の武器で、一線級不在のオープンならまず勝ち負けになりそう。これに底力で見劣らないのがダイヤモンドダンス。白銀争覇2着は立派な戦績だし、無理使いのないローテにも好感が持てる。ダークホースは出てくればマヤノオントロジー。馬体が絞れたことで末脚にスゴみが出てきたし、前走勝ちも驚くにあたらない。他には前走が強かったハドウホウや、当地(5310)のフォークローバーも相手なりで手堅くまとめてきそうだ。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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