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【開催見解】第2回水沢競馬(4/14~23 重賞:留守杯日高賞)

 平成30年度の第2回水沢競馬は4月14日から前半3日間、4月21日から後半3日間の計6日間開催される。

 

初日(14日)のメインレースは古馬B1クラスによる特別競走『駒形賞』ダート1800m。フルゲート=10頭に対して登録馬は13頭。
 ここは激戦。3月開催のこの距離のB1一組戦を快勝したグエンザップ、移籍初戦の前開催のB1一組戦を差し切ったウインシンフォニア、復帰以来崩れを知らないモルフェワインあたりが人気になりそうだが、前走、逃げる競馬でガラリと変わったバタラ、4歳の素質馬・ユイノムテキなど、単候補は5指に余るメンバー構成。他にもA級から下がってきたイチフジキングやシャーク、さらにはすんなり先行できればうるさいヤマニンボアソルチ、ゴールドジャイアン、ニーマルキングなどもおり、馬券は手広くいきたい。

 

 2日目(15日)のメインレースは3歳馬による準重賞『第43回スプリングカップ』ダート1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は12頭。
 3歳牡馬戦線の最初のタイトル戦。主役は3月開催の3歳A級戦を5ヶ月ぶりの休み明けで制したニッポンダエモン。地力の高さは昨秋の移籍初戦・若駒賞を快勝していることで証明済み。道営時代は480キロ台で走っていた馬体は前走時で510キロと成長。同オーナーのチャイヤプーンが登録してこなかった今回はこの馬で必勝の鞍という態勢だろう。
 相手はその3歳A級戦で2着のリュウノムーン。ここまで若駒賞4着、南部駒賞4着、金杯3着など実に安定しており、今回も馬券の対象から外れることは考え難い。
 次群は世代きっての快速馬・ブレシアイル、金杯4着のコウギョウシャトーあたりだが、既成勢力はやや底が割れてきた印象。前開催の3歳B1戦を快勝したエルノヴィオ、そのエルノヴィオを3月開催で降しているムゲンノカノウセイといった上がり馬に期待してみたい。

 

 5日目(22日)のメインレースは3歳牝馬によるグランダムジャパン2018・3歳シーズン第5戦・重賞『第18回日高賞』ダート1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は15頭。
 地方全国交流競走ということで他地区から5頭がエントリーしてきたが、なかでも注目は道営のエグジビッツ。昨年、園田プリンセスカップ3着→金沢シンデレラカップ1着→ラブミーチャン記念3着→水沢プリンセスカップ1着と出走したグランダムシリーズ4戦すべてで勝ち負けを演じ、2歳シーズンのシリーズチャンピオンとなった実力馬。今シーズンは3月13日の若草賞(名古屋1400m)から始動し、兵庫のレコパンハロウィーの2着。1番人気に応えられなかった形だが、北海道の長い冬を挟んでの休み明け、プラス門別からの長距離輸送を考えれば上々の内容。水沢コースは前記の通り、プリンセスカップを快勝しており、今度は能力全開となりそう。
 対するのは地元のエース・スターギア。昨年のプリンセスカップは勝ったエグジビッツから1秒1差の4着だったが、積極的に勝ちに行く競馬で強力道営勢の掲示板独占を阻止し、先々に繋がる内容だった。その後は牡馬との混合重賞でナンバー1・チャイヤプーンの2着が2回。今シーズン初戦のトライアル・あやめ賞は3角先頭から6馬身差の圧勝。着実に力を付けており、今度はエグジビッツと好勝負ができるとの期待も十分。
 次群は移籍初戦のトライアル・あやめ賞を2着にまとめたバレンティーノ。昨年11月に行われたラブミーチャン記念(笠松1600m)では2着に食い込み、エグジビッツ(3着)に先着の実績。コース2度目の今回はさらなる前進の可能性も。
 あやめ賞3着でここへの優先出走権を獲得したピーベリーはまだキャリア5戦。デビュー3戦目だった昨年のプリンセスカップはエグジビッツに潰されて殿り負けを喫したが、強力メンバー相手に先手を奪ったスピードは光った。小回りの水沢コースが舞台だけにマークが甘くなるようだと残り目のシーンも。
 他に伏兵を探せば、道営のプリムラジュリアン、浦和のリッカサンサン、笠松のスリルトサスペンスあたりになりそう。

 

(文:エイカン 内山達明)

 

岩手 エイカン

 

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