【開催見解】第2回笠松競馬(4/23~27 重賞:オグリキャップ記念)

2018年4月22日

第2回笠松競馬は4月23日(月)、25日(水)~27日(金)までの4日間「オグリキャップ記念シリーズ」が行われる。ここでは各日のメインレースを紹介していきたい。

 

初日はB-1組の「菜の花特別」(1600m)

 人気の中心はワンダフルキングスか。前走の勝ちっぷりが鮮やかだったし、今回も外から流れに乗れそうないい枠順を得た。3走前に勝った条件でもあり、勝ち負けの期待は十分だろう。対抗格はカラカ。これも前走内容がよく、好センスの持ち主。久々を叩いて攻め馬の気配も上がっており、連勝の可能性を秘めている。他では前走この条件を勝ったチェリーシャクナゲ、自在性が魅力のセイソ。穴ならこの時季の走りがいいサブマリン、平均ペースに強そうなサンマルガイアあたりか。

 

2日目はA-3組の「すみれ特別」(1600m)

 なかなかのメンバーが集結して混戦ムードだが、そんな中ではアペリラルビー。今回は叩き2走目とローテがいいし、地元のA-3組なら力上位だろう。豪快にマクってみせるか。それに乗じることで同じく差しタイプのゴールドブレードやフォークローバーも一発の可能性を秘めている。他では好位から運べるマラカイトスター、イナズマアリオーン、あるいはデルマチョウスケもヒモ争いなら互角以上だ。

 

3日目は全国交流重賞の「オグリキャップ記念」(2500m)

 今年はどの馬が歴史に名を刻むのか、今からワクワクしてして仕方がないが、実績的には大井のグルームアイランドが一歩リードしている印象。2年前の覇者でコース、距離ともに不安はない。前走これと僅差の競馬を演じたのが浦和のエンパイアペガサス。金沢のメイジンもスピードがあり、流れひとつで逃げ粘りがありそうだ。他では浦和のベルゼブブ、兵庫からカトラスが出走予定だが、地元のハタノリヴィールもマーチカップを勝ってここへの挑戦は予定通り。元来が相手なりのタイプだけに、このメンバーでももしかしたら大仕事をやってのけるかも。

 

4日目はC-1組の「花水木特別」(1600m)

 全馬勝ち組で好調馬ぞろいの一戦。中でも注目はチュウワカレント。前走は逃げ切ってみせたが、差しに回っても味な競馬ができるし、距離が1600mに延びるのは好材料のはずだ。同じくミスターフウジンも逃げ差しありの自在脚質で、能力的にも間に合いそうな感触。単穴候補はコパノジャクソン。一本調子な面がある逃げ馬で好走と凡走が背中合わせだが、スピードはC級のそれではない。他では先行しぶといヤマニンミモレット、手堅くまとめているエレガントルージュ。久々を快勝したニホンピロワールドも勢いに乗る可能性がある。

 

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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