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【開催見解】第8回名古屋競馬(7/2・7/4~6)

2018年7月1日

 

第8回名古屋競馬は7月2日・4~6日の4日間「ルビーシリーズ」が行われる。

 

 7月2日(月)1日目のメインはB-1組「白鳥座特別」(1600m)

 いつもの勝ち上がりのメンバー構成とは違い、今週は賞金順の構成。となると恵まれたのは前走勝ちのディアチャイブだろう。前開催は単なる休養で、中間も緩めることなく乗り込まれたし、何より時計面で上位の存在。勝ち負けの期待が懸かる。相手は降級した実力馬アムロタイプが有力も、追って味気ない面がある。決め手あるスリーアリアン、カネトシハートフルの巻き返しには注意したい。

 

 7月4日(水)2日目のメインはA-1組「ルビーオープン」(1600m)

 暑いさなかのオープン競走となるし、次開催には重賞の名港盃が控えている関係で、バリバリのオープンといえる馬は不在となってしまった。ただ。そのぶん力量拮抗の一戦となって馬券は楽しめそうだ。中でも注目したいのはマイネルカリスト。牡馬でも夏場は滅法強く、中間も元気一杯の様子。距離も問題なく、オープン2勝目も視野に入れる。これに待ったをかけるなら、前で競馬を組み立てられるウォーターディルとリョーシンヒナタの塚田勢だろう。ともにゆとりのあるローテで暑さの影響は感じない。すんなりが叶えばワンツーもありそうだ。以下では出来のいいアイファーヴリルが穴候補。

 

 7月5日(木)3日目のメインはA-2組「夏椿特別」(1800m)

 人気を集めそうなのは前走が強かったテイエムアニマンテとサンタンパ。ただ、どちらも真黒な馬体で暑さの影響が心配される。そこで狙いたいのはアンカーマン。地力の問題は多少感じるが、笠松の重賞で2着の実績があるし、1800mという距離も魅力的。適度に間隔をあけて前走の疲れも癒えた様子で、人気がないようなら絶好狙い目となるだろう。続くのはゴールドトランプだが、こちらはさらに力が落ちそうで、展開の助けが必要に。

 

 7月6日(金)4日目のメインはA-3組「アマリリス特別」(1400m)

 3組に下がったサザンオールスターが中心も、抜けてはおらず、馬券の中心という見立てが適当だろう。逆転候補は決め手あるアイルーロス、ウォーターエイト、ツクバキセキだが、これらとの比較ならアスターオーシャン、ゲスワット、ビッグスターあたりも差は感じない。流れひとつで順番が変わっても驚けないので、多少点数が張っても手広く流すことをお勧めしたい。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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