【開催見解】第7回園田競馬後半（7/4～6）
先週金曜日、永島Ｊが久しぶりに勝ったのだが、これがナンと36日ぶり。2000勝へのカウントダウンが始まっているのだが、その数字はなかなか減らずメモリアルまではあと７。しかし、その彼が来週からの門別期間限定騎乗のため既に現地入り。このままでは地元ファンの前でメモリアル達成とはならないかもしれない。まぁ９月13日までの門別で６勝止まりなら確実に秋以降の地元戦で…ということになるのだが、しかし、これはどう考えても難しい。６勝で終わるはずがないのである。やはり門別での達成になってしまうのか、地元ファンにとってはちょっと残念、でも一日も早い達成を祈ろう。
サテ今週の園田競馬は４～６日までの３日間開催で３歳と古馬との混合戦がスタート する。これまでの傾向からは下位条件になればなるほど３歳馬有利の味方だが…。
４日のメインはＢ１級の1400ｍ戦。圧倒的な人気はキクノステラ、再転入後４連勝中で兵庫県トータルでは７戦負けなし。しかも勝ち振りにはまだまだ余裕だからここもまだ負けるワケにはいかない。焦点は（2）着争い。その筆頭は常に相手なり粘っこい走りのアダチヤマ。前２走ＪＲＡ交流戦でも健闘だからその経験を生かすときが来たかも。次いで叩き２走目エイシンパライソ、前走の伸びが良かったワイドヴィンチェレの順。
５日のメインはＡ２級の1700ｍ戦。少々混戦模様だが、前走折り合いを欠きながらでも（4）着に入ったショウサンリヴィアがＶ最短か。今度は距離もクラスも２度目、前半うまく宥めながら進むことが できれば何とかなっていいはず。エイシンミキサーが逆転候補筆頭、前２走とも最後の直線では盛り返していたし、まだまだ力負けはない。オリンピアスカイは気分屋的な面があって時としてポカもあるのだが、今回の追い切りは前走快勝時以上。ワキノハガクレは距離延長でどう変わるか。トウショウチャート、クイントゥープルも順調に地力強化中で。
６日はＡ１級の1230ｍ戦がメイン。ただ頭数減が予想されるだけにメイン扱いにならない可能性はあるが…。２連勝中、勢い断然はチーフアセスメント。マイペースに持ち込めたとは言え前２走が圧倒的な強さだったし、背も57据え置きならまたも速攻一気か。エイシンシャルルは２走目で激変した。ただ今回は前走から２キロ増の56キロ、体重も多少なりとも増やしたいところだろう。ジャコカッテは前走ＪＲＡ馬相手に（2）着好走。園田ではまだ未勝利ながらも１走毎に走りは良くなっているし、ソロソロ前残りのシーンがありそう。ヨウライフク、ドリームポリーニも引き続き好調、Ｖ圏内だ。
（文：競馬キンキ 北防 敦）
